スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ダービー&初期症状

2009-05-31 19:29:59 | 中央競馬
 ダービーというのは人の名前なのですが,やはり競馬ファンには格別の響き。今日は第76回日本ダービーでした。
 生憎の不良馬場の中,先手を奪ったのはジョーカプチーノ。この馬が後ろを離して最初の1000メートルを59秒9。今日のレースは最後の800メートルで54秒4もかかる馬場状態でしたからこれはとてつもないハイラップでした。
 レースは2番手で追っていた,というか実質的なレースとしてはこの馬が逃げていたとも考えられるリーチザクラウンが,直線に入るあたりで前との差をかなり詰め,一旦は先頭に。しかしこの後ろにいたロジユニヴァースがさらにその内からこれを捕えると後は独走状態となり優勝。リーチザクラウンが2着で5・6番手から馬場の中央を伸びたアントニオバローズが3着。
 優勝したロジユニヴァースは新馬を勝った後,札幌2歳ステークス,ラジオNIKKEI杯2歳ステークス,弥生賞と根幹重賞を3連勝。断然の人気となった皐月賞を14着と大敗してみそをつけていましたが,見事に巻き返しました。皐月賞はある一定の位置より前にいた馬は壊滅という特殊レースでしたので,それにはまってしまっただけかもしれません。それまでの活躍からフロックではなく,今後も一定の活躍が見込めるでしょう。父はネオユニヴァースで,親子制覇となりました。
 手綱を取った横山典弘騎手は昨年のジャパンダートダービー以来の大レース優勝で,日本ダービーは初制覇。管理する萩原清調教師はこれが初の大レース優勝です。1997年以来となる関東馬の優勝でした。
 勝ち時計が2分33秒7。通常とはおよそ10秒近くの馬場差があったと考えられ,外を回った馬は勝負にならないような馬場状態も含め,これもまた特殊なレースになったとはいえるでしょう。

 僕にとって風邪の初期症状ともいえる喉の痛みを感じたのは,昨年の11月の中旬でした。僕はこれが本格的な風邪になることを恐れ,市販の風邪薬を服用しました。もちろんこれは喉の症状を和らげるのに特化した薬でした。たぶんその効果があったのでしょう,高熱が出ることもなく,喉の痛みは引いていきました。つまりこの風邪に関しては,初期症状の段階で制圧することに成功したということになります。
 これが,11月16日の日曜から始まる1週間の前半に起こった出来事ではなかったかと思います。そしてこの後,僕は人ごみに出る際などにはマスクを着用することにしました。これは予防のためでもありましたが,まだ完治はしていないかもしれない風邪を撒き散らさないようにするための配慮でした。この頃,今冬のインフルエンザは強力であるということがいわれていまして,このことがマスク着用を僕にさらに意識させたといっていいでしょう。僕はこの週の土曜,日付でいえば11月22日に東京都体育館で日本シリーズの決勝を観戦していますが,このときももちろんマスク着用でした。
 実は,僕はそれまでの生活ではマスクをするという習慣がありませんでした。僕はひどい花粉症なのですが,これは小学校の頃からでして,症状自体は辛いものの慣れっこになっていましたから,春先にもマスクは不要だったのです。この冬に限ってマスクをしたのは,たまたま母がマスクを購入して,それが家にあったからというのも大きな理由。というか風邪を撒き散らさないとか予防するというのは奇麗事であって,最大の理由はこちらだったかもしれません。現に,家にマスクがなかったら自分で買ったのかと問われれば,そうはしなかったようにも思うのです。
コメント (1)
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