analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

MfD‐3.1の改造

2019-12-25 00:05:25 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

では始める。

今回はアースの変更、ドロップ抵抗の取り外し、アース端子の取り付け、ブリーダー抵抗の容量アップ、そしてスピーカー端子のアース線の取り外しになる。

まずは邪魔な電源コンデンサー、初段ドロップ抵抗、ブリーダー抵抗を外す。スピーカー端子のアース線も外した。

 

最初ピンク・オレンジの矢印(中央下)の配線でその左下の黄色いドロップ抵抗をバイパスする。

黒・水色の矢印(右中央)のアース用のイチョウを取り付け。

そこに緑・茶の矢印(左中央少し下)の抵抗68kΩを3Wから5Wに交換する。ここは2W弱掛かってたようで、ここに当てたテスターのワニ口が少し温かくなったので大きめの物にした。

その少し上、紫・白の矢印(右中央少し上)初段デカップリング抵抗のアースを取る。

その少し上、黄色・赤の矢印の配線は入力トランス二次側の中点からアース。

入力トランス一次側のアースは取り外す。

その上黒・水色の黒い配線は入力トランスのケースアース。

電源のコンデンサーを復旧して、チョークのケースアースを取った。右中央黒・黄矢印の黄色い配線。

XLR接続にしようと思ったのだが、高純度銅線のケーブルが無い。よってRCAケーブルで信号を送って、別個アース端子を設けて単独で接続する。

以前RCAジャックを付けた穴に塩ビ板を貼ってそこにアースターミナルを取り付けた。これでは外す時に破壊しなければならないが、もしその時が来たら無理矢理剥がそうと思う。

イチョウの配線の並びを少し変えた。

簡単に電圧を測ったが、特に問題無さそうだ。出力管プレート損失は21W程で問題無い。カソード抵抗を50Wにしたがこの抵抗は500Ωが無かったので軽めにしたんだった。そいやなんで電源のドロップ抵抗100Ω入れてたかは電源トランスが熱くなるからだった。もう少し様子見よう。

 

プリの電源を入れたら電源のアイソレーショントランスがうなる。何だろう?

Rchしか改造して無いが気になって仕方が無い、音出ししてみる。

取り敢えず、音は出た。電源電圧を上げたので出力が上がると思ったが前と変わりない。

ただ気になるのは、今回弄ったRchのスピーカーの音が出てるかどうか分からない。右に体を寄せてみると音は出てるが、左のスピーカーの音の自己主張が大きすぎで右が負けてる。いったいどんな音を出しているのか?これ見よがしな音に左が聴こえるが、右はもっと自然な音に名てないかなぁなんて期待してしまう。

CD一枚も掛けてると、深みのある感じに鳴ってきた。

さあ、左も改造して確認するか。

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