analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

PhfD‐5.1の改造 その2

2019-12-31 00:06:01 | PhfD‐3.2

Rchの改造も始める。

トランス用の穴をシャーシーに明ける。

ネジ穴はいつも合わない。

今まではネジ穴を広げ調整して合わせるのに難儀してたが、今回からトランスのコアを止めてるネジ=取り付けネジを一旦緩め、穴に合わせて締め直す。本来このネジは絶縁がして有るはずで、余りこういうことは勧められないが、問題になった時は一度もないのでOKとする。

 

ノグチトランスから変更になったゼネラルトランスのPMC55HG。中身は全く同じはず。

配線をやり直す。

が、またトランスのセンタータップのアース線を忘れた。

画像忘れたが、トランスにはYSB抵抗を付けた。Lchは忘れたので後ほど付けた。

電圧測定はこちらは低めに出たが、改造前よりは高い。

これで音出し。

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・ ・ ・

一聴、優しい音だ。刺々しさが全くない。音成分を漉した、とでも言おうか。

躍動感、迫力は無い。

でも夜中などにボーカルなどをしっとり聴くのは良い。

位相ずれのような響きがあるのは心地良い。

以前の電圧伝送の時の薄い、儚いような鳴り方よりは濃い。濃いと言ってもほんのり、少しだけ凝縮した感じ。表面はつるんとして、詳細は分かりづらい。多分これはトランスの所為だと思う。

バランス伝送の、トランスでは無くて、他の方法では?

バランスアンプ。プッシュとプルで出力を合成?

なるほど、そうやって90年代の国産プリメインアンプは進化していったんだ。

良いものを知っててやったんだな。当時はセールストーク、なんて思ってた。いやはや失礼。

 

段間トランスにもう少し電流流しても良いかも知れない。たしか20mAほど流してたと思ったが、勘違いで15mAほどだった。まあ、MJライター設計は15.6mAだから良いかな?

いま、私のfDシステム完成。


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