analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmono また出力段アンバランス4

2019-06-27 00:01:51 | MfD‐4 (Mullard)

DS-3000で一旦鳴らしてみた。

ずいぶん細身になった。なんで?低音は過不足無く鳴っているし、高音もそこそこ伸びている。

これが正当な音?分からなくなった。

心地良くない。

楽しくない。

でも、でも中高音の解像度が上がっている?

聴いた事無い効果音が聴こえる。今更?

少し音量を上げてみた。ちょっとスリリング。

歪そうでこらえる。チリチリ言う。まだアンプが暖まってないのかもしれないし、煩いのが残っているのかもしれない。

もう少し聴こう。

 

今回結構音が変わった。なんで?ほんとはもっと弾力があり生き生き鳴ってほしい。NFBを外した時の音が目標なのである。しかし、弄ればいじるほど遠ざかっている。

 

この変化はなんだ?

一つは初段の発振防止の5pコンデンサーだ。

トラブルについてちょっと調べたが、有るにはあるらしいのだが、このタイプでは無いらしい。

もう一つは出力段の動作点が変わったこと。

カソード抵抗を大きくしてプレート電圧を下げたことにより、電流・電圧が下がった。これにより出力管の内部抵抗が下がったのではないかと考える。

勘でだが、中高音の解像度が上がったのは発振防止のコンデンサー、全体に細身になったのは動作点、そんな気がする。

今までもそんなことが有ったような・・・と曖昧な記憶なのだが。

 

合わせて周波数特性を測った。

今回は8Ω負荷でだ。合わせて6Ωで測ったものを電圧シフトして比べてみた。

紫と茶は重なっているが、8Ω負荷の周波数特性。ピンクは6Ωのもの。

違うと言えば違うが、聴いて分かるものではない。

誤差の範囲だ。

やはり皆の言う通り負荷インピーダンスで音質は違わない。のか?

結構納得。

しかし聴感とF特が合わなくなった。少し前は納得できるほど分かった気がしたのに。


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