信用取引の売り残高が増えるということは、
相場全体・個別銘柄などについて、「目先下げるだろう」とみる投資家が増えることですが、
相場観に反して下げなかったら・下げないどころか上げてしまったら、
・・・・しかも日数が経過し、売ってから6ヶ月が経ってしまったら、
(もともと持っていない株を借りて売っているのですから)
制度信用取引では、「買い戻して返す」しか方法がありません。
そのような投資家が多いほど、相場は下げるどころか上げてしまいます。
信用取引で「買い残の評価損益率」があるのと同様に、
「売残の評価損益率」も計算することができます。
(松井証券では自社で取引している顧客について計算しています。)
ある銘柄が「いつ」「いくら位で」売ったかを把握して、
逆に「買い」を入れる投資家がいるほどです。
続きはまた。