ネット証券の信用取引環境は今

　日本の株式市場は低迷続きですね。

　低迷とは“上がらない”だけでなく、“出来高・売買高が少ない”状況なのです。

　出来高・売買高が少ないと、証券会社に入る手数料収入が少ないですね。

　大手ネット証券の７月中の株式売買代金は７社中５社が減少しましたが、

　中でもＳＢＩ証券とカブドットコム証券は５か月連続減少したそうです。

　ネット証券では、少しでも売買高を増やそうと、

　信用取引の金利を下げる動きにでています。

　その背景には、東京証券取引所が制度信用取引の担保に関して規制緩和をする動きがあります。

　そこで、カブドットコム証券では先頭を切って？８月に買付金利を引き下げ、さらに９月にも、という動きがあり、

　ＳＢＩ証券や楽天証券も引き下げに動くとか。

　日本の株式は、ヘッジファンドなどのおもちゃに？されている感じがしなくもありませんが、

　国内投資家の動きやすい環境作りが大事な時でもあります。