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豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

信用取引売残高の減少目立つ

2010-01-07 09:13:19 | 株・いろいろ
 株式相場の人気度、あるいは相場感、をみるとき信用取引の数字も参考になります。

 信用取引は個人投資家が中心ですが、

 買いの残高が増えると「先行き高い」と見ている人が多く、

 売りの残高が増えると「先行き安い」と見ている人が多い、とみることができますね。

 では最近は、というと、どちらも数字が小さくなっているのです。

 これはとりもなおさず「相場の人気のなさ」をあらわすものでしょう。

 買残は、昨年11月6日に1兆7171億円あったのが、先週末では1兆4299億円ですが、

 売残は、昨年6月12日に1兆194億円あったのが、先週末では7681億円、となっています。

 どちらもでこぼこはあるにしてもかなり減っています。

 特に売残の減少が目立ちますね。

 もうあまり下がらないと見ているいる人が多いのでしょうか。

 でも、「売り残は近い将来の買い要因」という見方からすれば、

 上げるのも期待薄?