ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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雪嵐を口実に、NY原油59ドルへ上げるー学校で教えてくれない経済学

2007-02-03 13:58:03 | 経済学
ロシアとイランが天然ガスの生産カルテル締結を進めようとしていると2月2日付けのWSJ紙が紹介している。ロシアがイランとの政治的連携を深める一方、将来の天然ガスマーケットにも影響を与える可能性があり今後の動きをウオッチする必要がありそうだ。

原油にはOPECがある。天然ガスには団結して価格操作する機関はない。ロシアは、非OPECながら、世界トップの サウジアラビアと同量の1,000 万バレル/日生産しており、原油高騰ではOPECの価格カルテルの恩恵に最大限浴している。

プーチン大統領の今日の国内の政治的安定と国際的な発言権を強めている背景に原油高騰によるタナボタ巨額資金の存在を否定する者はいないだろう。ロシアの市民も政治的圧力には不満を持ちながらも目の前にパンとバターが用意されると庶民感情として納得する。

OPECの気持ちもロシアと同じであろう。原油が一時バレル50ドルを大きく割り込んで、さすがのOPECもあわてたようだ。昨年11月に日量120 万バレル、さらに今年2月から追加50 万バレルの減産を決めた。原油収入頼りの国の財政を考えれば止むを得ないというよりむしろ当然の措置だったかもしれない。トラの子、原油財源を逃がす手はないだろう。

ところで、WSJ紙によれば、「天然ガス版OPEC構想にロシアは大いに関心がある。」とクレムリンで語ったが、イランのAyatora Ali Khamenei首相が、モスクワを訪問、OPECに似た天然ガス生産者協定を呼びかけたあとだったと伝えている。

ロシアはかねてからイラン核開発に好意的なように見受けられる。それはイランにとっても大いに好都合なのは、自ら進めようとしている核開発を技術的にも政治的にも背後から支援してくれるロシアの存在はありがたいはずだ。

WSJ紙によれば、天然ガス生産でロシアは世界の21.6%でトップ、2位米国の19.0%と並んでいる。ただ、埋蔵量になると、ロシア26.6%ついでイラン14.9%、カタール14.3%と続き米国は3.0%にすぎない。プーチン大統領は2月5日から中東産油国を歴訪するが、その中にはカタールを始めて訪問すると紹介していた。

2月2日、NY原油先物市場では、原油相場(WTI)が、バレル1.72ドル、約3%値上がりし59.02ドルで取引を終了した。米北東部への寒波襲来と雪嵐が材料としているが、渡り鳥ヘッジファンドなどの投機資金が餌場を嗅ぎつけて再び飛来してきたに違いない。

渡り鳥である水鳥には国境がない。お金も水鳥と同じで餌場を探して渡り歩いている。鳥インフルエンザも同じである。田んぼの中で草むしりばかりしていると危険である。(了)

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呼子のイカ(2)

2007-02-03 08:02:48 | 旅行記
九州出張 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8)



九州の二日目。
レベル3氏の運転で、唐津に向かった。
目的の一番目は「イカを食べに行く」で、
二番目の目的が「六然社の社主と会うこと」らしい。(^Q^)

仕事の内容ですか?
・・・内緒らしいいので、ここではちょっと<(_ _)>

こんなのどかな田舎の風景を見ながら、




呼子の町に着いた。
静かできれいな町でした。




目的が「イカ」ですので、早速有名な「イカ料理のお店」へ。
名前がいいですねー、「漁火」




店内にも、こんな大きなノレンがかかっていて、雰囲気がいい。




入り口の横には水槽があり、イカにも新鮮。(・_・)……ン?




中を覗くとサメがいたので、「サメも出すのだろうか」と一瞬考えた。




頼んだ料理は「イカづくし」




透明のイカですが、目のところが青く光っていて、誰かが割り箸で突っついたり、レモンをかけたりしてイカの感光を確認していた。
こういうことをするのは、たいていが女性ですねー。(笑)




造りを食べた残りは、私の大好きなイカ天にしてくれる。
これがまた、めっちゃくちゃ美味しい。




「これでもか!」と出されるのが、「イカしゅうまい」で、これもめっちゃくちゃ美味しかった。




帰りは妊婦さんのお腹のようになり、車に乗るとき、「ヴン」と声を出してしまった。

コメント (4)
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