
写真のように指にイボが出来る人がいます。
■ イボの原因
多くの場合、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染によって生じます。
皮膚の小さな傷口からウイルスが入り込み、皮膚の細胞を異常に増殖させてイボができます。
主な感染経路
- 傷口やささくれからウイルスが侵入
- イボに触れた手で他の部位を触ることによる自己感染
- プールや銭湯、ジムのシャワールームなど湿った場所で感染
■ よく見られる種類(指にできやすいもの)
- 尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
- 最も一般的なタイプのイボ
- 指、手の甲、爪のまわりにできやすい
- 表面がザラザラしていて盛り上がる
- 青年性扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
- 若い人に多い
- 平らで小さく、複数できることが多い
■ 治療法
1. 液体窒素による凍結療法(皮膚科でよく行われる)
- マイナス196℃の液体窒素で患部を凍らせて壊死させる
- 1〜2週間おきに通院が必要(数回〜10回以上かかることも)
- 痛みを伴うが、最も一般的で効果的
2. サリチル酸外用薬(市販)
- 角質をやわらかくして取り除く
- 軽度のイボには効果があるが、根気が必要
3. 免疫療法(皮膚科)
- 自己免疫を高めてイボを排除する治療
- 難治性イボに用いられることも
4. レーザー治療・外科的切除
- 再発リスクもあるが、頑固なイボに対して使われることがある
5. 漢方・鍼灸的アプローチ(参考)
- 免疫力の調整や体質改善を目指して治療
- ストレスや冷えを改善することで再発予防にも
イボは上記したようにウイルスですので、焼いてウイルスを死滅させたらいいです。
当院では、それをお灸でやります。
お灸を3壮ぐらいしておけば、勝手に治ります。