現代医学が提唱する花粉症の治し方には、以下の3つがあるようです。
- 花粉症薬の服用
- レーザー治療
- アレルゲン免疫療法
- また、睡眠の質を上げることで花粉症を改善することができる2。
具体的には、以下のことが挙げられるようです。- 室内の花粉をこまめに除去する
- 寝具を拭いて花粉を取る
- 布団を外で干すのを控え、布団乾燥機などを利用する
- 寝具の設置位置を変える
- 寝具や枕の買い替えを検討する
- 入浴して、身体の花粉を落とし鼻づまりを解消する
しかし、これで治りますでしょうか。
いいえ。難しいです。
理由は、原因を外に向けているからです。
どういうことかと言うと、病因というのは、
① 自身の体の変化(弱化)
② 環境の変化(外部環境)
③ 摂取物が原因(食物)
などなどが揚げられます。
上の現代医学から考えられることは、原因を外部に求めています。
だから治しにくいのです。
東洋医学では、病因を自身の内部に求めます。
たとえば、鼻の問題だと、肺=大腸=鼻と関連付けます。
すると、症状は鼻に出ていても、肺や大腸が関わっていると考えることができます。
そして、「治す」には、六腑から治した方が早いので、大腸に注目します。
つまり、大腸の治療をするわけです。
ですから当院では、大腸を整える鍼灸をしたり、大腸を整えるために食事のこともお話しします。
そうすれば、症状はその場で治まり、注意事項を守る方は、それだけで治ります。
『言うは易く行うは難し』ですが、いつまでも病院に通うよりは、この方が賢明かと考えています。
このようなことをまとめた『七星論表』というのがあるので、近日出版する予定です。(^o^)