
右腕全体が痺れる
この方は、頸椎と関係の深い腎臓を兄弟にあげたので、片方の腎臓はありません。
※七星鍼法では頸椎ー腎、胸椎ー肺・心臓、腰椎ー肝・脾という診方もします
頸椎ヘルニアによる腕のしびれや痛みは、神経が圧迫されることで起こります。
状態によって対処法が異なりますが、一般的な方法をいくつかご紹介します。
1. 安静と姿勢の調整
- 枕の高さを調整:高すぎたり低すぎたりすると、首に負担がかかるため、適度な高さの枕を使用する。
- 長時間の同じ姿勢を避ける:スマホやPCの使用時は、首を前に突き出さないように意識する。
2. 温める or 冷やす
- 急性期(痛みが強いとき):冷やすことで炎症を抑える。氷をタオルに包んで10~15分程度当てる。
- 慢性期(痛みが落ち着いたら):温めて血流を促す。蒸しタオルや温熱シートを活用する。
3. 軽いストレッチとエクササイズ
- 首のストレッチ(痛みのない範囲で)
- 首をゆっくり左右に倒す
- 顎を軽く引いて、首の後ろを伸ばす
- 肩甲骨周りの運動
- 肩をすくめてからゆっくり下ろす
- 両肩を後ろに回す
4. 鍼灸やマッサージの活用
- 鍼灸では、頸椎周りの筋緊張を和らげる施術や、神経の炎症を抑える治療が効果的。
- 関連する経絡として、肺経(手太陰経)や大腸経(手陽明経)にアプローチすると、しびれや痛みが軽減しやすい。
実際には、そんなに効果はないので、頸椎の調整を優先した方がいいです。
この場合、カイロでボキボキやるのは危険があるようです。
5. 痛みがひどい場合は医療機関を受診
- しびれが強くなる、筋力低下がある、日常生活に支障が出る場合は、整形外科での診察をおすすめします。
外科で診てもらっても、ガッカリするようです。
で、この方は「巨鍼を使うとちょっと楽になる」と言うので、時々巨鍼を通します。