「米国の12月の個人消費指数が年末商戦の買い控えで小幅減少した。インフレ率の鈍化がみられ始めた。利上げ減速が予測される。週末27日、NY株は値上がりして取引を終えた。週間でナスダックは4.3%高、S&P500は2.5%値上りした。来週は2月1日、FOMC 開催、3日、米雇用統計発表を控えている。」と27日、WSJ紙電子版が伝えた。WSJ紙は「ロシア軍は西側の戦車がウクライナ軍に配備されるまでに領土を確保するため総攻撃に切り替えた。参謀長が制服組トップに交代のあと状況は一変した。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「米国経済が減速している。米国の派遣労働者の件数が昨年7月をピークに5か月連続で減り、ピークから3.5%減少した。景気に陰りが見えると真っ先に「派遣」が切られる。景気が上向きに変わると「派遣」が真っ先に増える。例えばアマゾンは「派遣」を増やし過ぎた。今急激に削減している。」と伝えた。
28日朝、NHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「1月27日はホロコーストの日でナチスドイツによる犠牲者を忘れないために設けられた。各地で集会が開かれた。」と伝えた。香港TVBは「香港の不動産価格が値下がりを続けていたが中国本土との往来増加、ゼロコロナ撤廃で中国経済回復期待から3月ごろから再び上向きに向かう可能性が出て来た。」と伝えた。フランスF2は「ウクライナが求めているのは戦車だけでない。空挺部隊の強化も求めている。F16戦闘機が欲しい。西側はロシアとの本格的な戦争になることを恐れている。フランスはミラージュに当たるがウクライナに供与していない。」と伝えた。
27日、NY市場でダウは33,978ドル、28ドル、0.08%高、S&P500は4,070と10ポイント、0.25%高、ナスダックは11,621と109ポイント、0.95%高で取引された。個別銘柄ではダウでアメリカンエキスプレスが好調な決算で172.31ドル、10.54%高、1銘柄でダウを108ポイント押し上げた。ナスダックではテスラが続伸、177.90ドル、11.00%値上りした。
恐怖指数VIXは18.51と1.17%低下、米10年債利回りは3.507%と0.46%上昇した。NY外為市場では1ドル=129.85円、0.27%安、1ユーロ=141.10円、0.51%安、1英ポンド=
がブレント、同86.39ドル、1.23%安で取引された。NY金はオンス1,927.60ドル、0.12%安、ビットコインは2万2,985ドル、0.10%安で取引された。
NHK「大河ドラマ」「どうする家康」の今まで3回の視聴率がほぼ15%と出ていた。子育て支援に27日の国会で岸田総理は「新生児1人10万円。継続実施する」と答えた。第一次ベビーブームの新生児は270万人。第二次では200万人。現在80万人。一人10万支給で800億円。予算規模は104兆円。何に使うかが今国民一人一に問われている。財源がないから国債から出せという意見もある。国の借金は1,000兆円。金利が1%上がれば10兆円負担が増える。日本の名目GDPは500兆円。その2%は10兆円。5年先の国防費に当たる。個人貯蓄は1,000兆円。企業の貯蓄は370兆円。「どうする日本」と問われたら何%の人が答えることが出来るだろうか。確かなことは健康を失うと全て失うことである。(了)