(学校で教えてくれない経済学)
「米独がウクライナへ戦車供与に向けて動いた。ドイツは3ケ月以内に届ける。②カナダ中銀は政策金利を据え置いた。③中国のコロナ重症患者数が年初のピーク、12.8万人から1.6万人へ7割減少したと25日、中国健康管理センターが発表した。⑤テスラが昨年10~12月決算で利益37億ドル、祖利益率25.9%(予想:28.4%、前年同期:30.6%)と25日、発表した。マスクCEOは「先行きは不透明だ」と強調した。」と25日、ブルームバーグ電子版が伝えた。FT(フィナンシァルタイムズ)電子版は「米独がウクライナへの戦車供与を決めた。一方、ロシアは「極めて危険だ」と警告した。」と伝えた。WSJ紙電子版は「テスラが昨年10~12月決算を25日取引後発表した。25日、NY市場はマイクロソフト、ボーイング決算が予想以下を受け下げて始まった。あと中国経済回復期待、米FRBの利上げ減速期待から買い戻され小幅安で取引を終えた。」と伝えた。
25日、NY市場でダウは33,743ドル、9ドル、0.03%高、S&P500は4,016と0.7ポイント、0.02%安、ナスダックは11,313と20ポイント、0.18%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは24.54と0.04%低下、米10年債利回りは3.449%と0.52%低下した。NY外為市場では1ドル=129.59円、0.43%安、1ユーロ=141.45円、0.15%安、1英ポンド=160.18円、0.18%高で取引された。NY原油(WTI)はバレル80.42ドル、0.36%高、北海ブレント、同86.27ドル、0.165高で取引された。NY金はオンス1,947.10ドル、0.60%高、ビットコインは2万3,303ドル、2.96%高で取引された。
26日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「①ドイツはレオパルド2戦車14両の自国のウクライナ供与と他国の供与を共に25日、決定した。ドイツはNATOからの強い圧力を受けていた。ロシアは直ちに「極めて危険な動きだ」と発表した。バイデン米大統領はウクライナへ戦車エイブラハブ31両供与を発表した。ショルツ独首相は25日の独連邦議会を決定の機会に使った。フランス、イタリアが同調すると見られる。英国は既に戦車供与を決めている。ウクライナは50年以上前のロシア製線戦車を使っている。」と伝えた。ドイツZDFは「独連邦議会でショルツ首相はレオパルド2戦車のウクライナへの供与と他国の供与を承認する。同盟国との調和と協力のためだ。」と話した。野党からは反対ドイツがウクライナへ戦車供与を決めた。ロシアは大きな危険を招くと大統領府が発表した。ドイツはアメリカと数週間以上かけて協議していた。ドイツ14、アメリカ31,英国14、スエーデンなどその他含めて100両以上となる。ロシアとの戦争が転換点を迎える可能性がある。」と伝えた。シンガポールCNAは「ドイツがウクライナへ戦車供与を正式に決めた。戦況が変わる機会が生まれる。ショルツ独首相は「パートナー諸国との協議の上で決めた。」と語った。欧州全体で2,000両のドイツ製戦車が配備されている。ドイツ政府はドイツだけでやりたくなかった。ドイツのレオパルト2はロシアの戦車を圧倒している。」と伝えた。岸田首相はウクライナ訪問を既に明かにしている。5月広島G7サミットで「どうする日本」が試される。待ったなしの子育て支援と賃上げ実現含め課題は山積している。(了)