(学校で教えてくれない経済学)
「米国はM1エイブラハム戦車のウクライナ供与を決めた。②ロシアとの戦争のさなかウクライナで汚職スキャンダルによるウクライナ政府高官の辞職、解任が続いている。③バイデン米大統領の機密文書問題はトランプ訴訟を複雑化させている。24日、ペンス前副大統領の私邸から機密文書が発見された。」と24日、NYタイムズ電子版が伝えた。24日、ブルームバーグ電子版は「利上げとインフレに伴う高いコストによる米国経済への影響が出てきている。1月の米製造業PMIは46.8、サービス業、46.6、総合46.6と景気減速指標の50ポイント割れが7かいる。米化学・電機素材メーカー大手3Mが2,500人レイオフを発表した。ハイテク企業の業績発表を控えて前日の大幅高のナスダックで利益確定売りが出て小幅下げた。ダウは小幅上げた。2月1日の米FOMCでの0.25%利上げ見通しが相場を支えている。3月以降の米FRBの金融政策を見極めようとしている。」と伝えた。
24日、NY市場でダウは33,733ドル、104ドル、0.31%高、S&P500は4,014と2ポイント、0.07%安、ナスダックは11,334と30ポイント、0.27%安で取引を終えた。個別銘柄では3Mが115.28ドルと6%安、突出して下げた。恐怖指数VIXは24.55と0.24%低下した。米10年債利回りは3.456と1.89%低下した。NY外為市場では1ドル=130.16円、0.38%安、1ユーロ=141.69円、0.21%安、1英ポンド=160.59円、0.69%安で取引された。NY原油(WTI)はバレル80.28ドル、1.65%安、北海ブレント、同86.35ドル、2.09%安で取引された。NY金はオンス1,938.40ドル、0.51%高、ビットコインは2万2,984ドル、0.30%高で取引された。
25日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「①レオパルド2戦車のウクライナ供与をめぐりドイツに対する内外からの圧力が高まりを見せている。25日のドイツ連邦議会で審議される。左派党、ドイツのための選択肢の2党は反対している。ショルツ首相は米国のウクライナへのM1エイブラハム戦車供与次第との考えを変えていない。伝えられるところではバイデン米大統領はM1エイブラハム戦車供与を決めた模様である。詰めの段階に入った。②二桁インフレ下のドイツ国内では経営者側と労組とのあいだでここ数年来なかった争いに発展している。賃上げ要求幅は6.5%から公共サービス労組の10.5%アップとまたがる。③政党助成金を巡り連邦議会で新たな議論が出て来た。」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「米政府がM1エイブラハム供与決めた。バイデン米大統領とショルツ独首相はここ数日電話での協議をしてきている。ベアボック独外相はポーランドのレオパルドのウクライナ供与の決定を妨げないと語った。」と伝えたあと「今、入りました。ショルツ首相はレオパルド2のウクライナ供与を決めたようだ。」と伝えた。シンガポールCNAは「マッカーシー米下院議長が台湾訪問を正式に発表した。中国と台湾の緊張が高まってきた。」と伝えた。問題は日本である。25日から岸田総理の施政方針演説を巡り国会で本格審議が始まる。昨年の日本の新生子は80万人と発表した。子育て支援は待ったなしだが、併せて企業が賃上げをし易いように政治家は賃上げに自分事として取り組んで欲しい。(了)