令和四年任寅
日本画家、森田りえ子画伯から22日夕方の便で令和四年、壬寅の東大寺絵馬が届いた。虎のだるまさんに子供の寅だろうか母親に寄り添うかわいい絵に仕上がっている。機会があれば、この度の絵馬に託された意味を森田りえ子先生に是非伺ってみたい。
筆者は高島屋大阪店友の会「日本画教室」で森田りえ子先生の手ほどきを受けた生徒の一人である。当時、教室の助手で、後を託された日本画家、猪熊佳子先生に今もご指導を受けている。あっという間の20数年間だったが、森田りえ子、猪熊佳子、両先生からいただいた稀有なご縁を大切にしたいと思う次第である。
令和四年はどんな年か。ヤフーのブログによれば、十干で壬(みずのえ)は陽気を下に宿す。妊と同じに生命の誕生に使われる。草花が伸びようとする状態を表す。生命が誕生して伸びてゆく年になる。十二支の寅は勇猛果敢で、周りを見渡す力がある。九星占いでは令和四年は五黄の寅年に当たると出ていた。
来年は、コロナで延期されていた「森田りえ子展」開催の年となる。高島屋京都店(2022年3月2日~8日)開催を皮切りに横浜店(3月23日~25日)、大阪店(4月20~26日)、日本橋店(5月11日~17日)、名古屋店(5月25日~30日)、米子店(6月15日~21)で順番に開かれる。大勢の森田りえ子ファンが会場につめかけることであろう。新作を含めてどんな作品が拝見できるか今から楽しみでならない。
私事ながら,はからずも昭和13年生まれの筆者は六回目の年男となる。いまオミクロン株とやらに世界中が翻弄されている。コロナに巻き込まれることなく免疫力を付け令和四年を元気に乗り切りたい。森田りえ子画伯から届けられた東大寺絵馬からエネルギーをいただきひたすら感謝である。(了)
森田りえ子画伯のサイン