肺・大腸の治療に使う鎖骨下筋 （10/28の臨床実践塾）

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鎖骨下筋の起始停止

鎖骨下筋の起始は第１肋骨の軟骨境界あたりの前面に付着し、停止は、鎖骨の外側で下面に付着します。
主な働きは、鎖骨を前方や下方に引きます。

この鎖骨下筋は、肺や大腸に異変がある時に過緊張になるので、この過緊張を解いてあげると症状が軽くなります。

肺や大腸に異変がある時に、この筋肉を触るには、患者さんの後方に回り、後ろから鎖骨の下を触るようにすると硬い腱に触れたような感じがします。
この筋に異変がなければ、肺や大腸の異変は深く考えなくてもいいようです。

この筋に過緊張が起こると、鎖骨を通じて肩部の筋にも異変が起こり、脊椎に異変が起こり、肩こりの原因になる場合もあります。
となると、脊椎にも異変が起こりやすくなるので、脊椎の歪みにも関係してくるわけです。
ですから、結論から言いますと、脊椎の歪みを治すには、肺、大腸も整えなければならないということになります。

その場合に、先に脊椎を整えておくと、肺・大腸も整えやすくなるので、脊椎を整えることを考えるのですが、もう一つ問題があります。
それは、仮に大腸の粘膜に異変がある場合、腎臓が関係してきますので、腎臓も整えなければいけないことになります。

そこで出てくるのが「脊柱鍼」です。
脊柱鍼は、腎、胆も同時に調整できますので、腎が整い、大腸の粘膜が整えば、鎖骨下筋も整うわけです。
しかし、臨床では、脊柱鍼⇒腎⇒大腸粘膜という流れがあり、鎖骨下筋が整うまではちょっと時間がかかりますので、鎖骨下筋の異変は鎖骨下筋への治療も加えています。

ただ、鎖骨下筋だけを整えるより、腎、胆も整えていたほうが、治療師としては再発の不安がなくなるので安心できます。

ＮＹダウ、不透明感から126ドル安、一方、ドルが買われ、1ドル＝112.81円まで上昇、サウジ、カショギ氏真相解明にエルドアン23日発言注目(学校で教えてくれない経済学）

「エルドアン、トルコ大統領が23日、カショギ氏事件捜査状況を発表すると語った。カショギ氏の服を着てひげをつけ偽装したが領事館を出る様子を映したビデオ映像が一部のトルコメディアに掲載された。トランプ氏の娘婿、クシュナー氏はサウジ政府によるカショギ氏殺害疑惑にコメントを避けている」と22日付ワシントンポスト電子版が伝えた。23日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「メイ首相は英国のEU離脱交渉は英国領北アイルランドとアイルランドとの国境問題を除けば解決済み」と語ったあとで「カショギ氏殺害にサウジ関与に関連して「23日のエルドアン大統領の発表待ちだ」とハント外相は語った。メルケル首相は、サウジへの武器輸出を停止すると語ったが、ハント外相は言及していない。現時点ではマクロン、仏大統領も様子見している。」と伝えた。

23日朝放送のフランスF2は「ドイツ、メルケル首相は、サウジに売却済みの武器輸出も中止する。」と語った。ドイルはサウジにレーダー、戦車を含む武器をサウジに輸出している。サウジへの武器輸出は米国が1,000億同規模、2位は英国、この2国で80％を占める。不安素は14億ドルと、4位、ドイツは5位である。こん後カショギ氏捜査の進展いかんによっては武器輸出にとどまらず欧米の中東政策展開にも影響を及ぼす可能性がある」と伝えた。フランスF2は「カショギ氏殺害真相究明が先だ。サウジ投資会議に出席しないとシーメンス会長が言明した。昨年、3,500人の政界、産業界首脳が参加した。」と伝えた。

23日朝放送のドイツZDFは「INF(戦略核防止条約)からの米国の脱退について説明のためモスクワを訪問中のボルトン、ホワイトハウス補佐官は、ロシアの高官と22日会談した。今回のトランプ大統領声明の背景には米国とロシアがINF条約を守っている間隙をぬって中国が遠距離核ミサイルの開発を進めているとの認識がある。中国外務省の華報道官は「中国を引き合いに出してINF離脱を唱える米国の考えはいかがなものかと批判した。核軍縮の危険を身近に感じているのは欧州だ。今回唯一の救いは、会談がレストハウスで行われたことだ。プーチン大統領とトランプ大統領の会談が予定されている。」と伝えた。23日朝放送のシンガポールCNAは「中国海軍はアセアン諸国と会場共同軍事演習を行った。演習は28日まで行われる。アセアンは米国とも来年共同の軍事演習を行う」と伝えた。中国CCTVは「台湾東北部で列車脱線転覆事故で18人死亡、190人が負傷した。スピードの出し過ぎとみられている。」と伝えた。

22日のＮＹ市場ではイタリアがEUルール無視で赤字予算をEUに提出した。コンテ、イ
タリア首相は譲る気配はない。EUはイタリアだけに譲歩すれば他のEUに波及するためEU混乱の火種となる。英EU離脱も先行き不透明だ。NY外為市場でユーロは1ユーロ＝1.1416ドルまで売られた。ドルが買われ、対円では1ドル＝112.81円、1ユーロ＝129.33円で取引された。NYダウは不透明感から126ドル安、25,317ドルで取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル69.17ドル、NY金は小幅高のオンス1,224.60ドルで取引された。(了)