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しんちゃんの徒然なる映画日記

劇場で観た映画の感想を中心に綴っていきます。これからの参考になれば・・・

機動戦士Zガンダム3-星の鼓動は愛-

2006年03月05日 11時00分38秒 | 作品名(か行)
第39回「やはり、最後までツギハギだらけの作品でした。」

なんだかんだ言いながら、結局最後の作品まで劇場に足を運んでしまうのは、私が「ガンダムマニア」だからでしょうか?今夜は「機動戦士Zガンダム3-星の鼓動は愛-」を鑑賞してきました。1作目、2作目の時にも、さんざん言ったのですが、またもや、古い映像と新しい映像のゴチャゴチャぶりには、怒りすら覚えてしまいました。しかも、前作の「恋人たち」よりも古い映像が多いんじゃないかと思うくらいに・・・最後の作品だというにも関わらず、古い映像ばかりが目立っていました。

さらに腹が立ったのは、サラ・ザビアロフの声優さんについてです。前作でゲスト出演という扱いだったのだと思いますが、女優の池脇千鶴さんが演じていたのを皆さんは覚えていますでしょうか?本職でないというか経験不足からくる、浮いたような馴染んでいない様子を私は暖かい目で見守っていました。古い作品を古いままにしない制作サイドの挑戦にも心意気みたいなものを感じていました。
それが今回の作品では、別な人物が演じていたのです。どんな理由があったのかはわかりません。最初から、彼女の出演は2作目だけと決まっていたのでしょうか?サラというキャラクターが3作目まで登場するのは、最初からわかっていたことだったはずです。にも関わらず、2作目ではゲストを呼び、3作目ではあっさりと別の声優さんにするという行為はどうしてなのでしょう?私の中では、サラとカツの恋愛模様は悲恋ながらも心に残っていたプロットだったので、どうしてそうなったのか憤りを感じました。

リアルタイムで観ていた中学時代にも感じたことだったのですが、この「Zガンダム」という作品は、物語が最後に近づくにつれて、あまりにも人間離れしたことが起こりすぎて、ちょっと首を傾げてしまったことを思い出しました。確かに、どんなに優れたモビルスーツに乗っていても、その中で動かしている人間が中心であるという考え方は、間違っていないと思うのですが、戦いの最中に起こる「あの様子」はなんだか不思議な感じがしてしまいました。

さんざん文章を書いてきて、改めて実感したのですが、「やっぱりこの作品はガンダム好きな人しか楽しめないかも」と思いました。すんなりとは入れないくらい複雑なストーリーに加えて、再編集の為の早い展開。とっつきにくさは、天下一品でしょう。
劇場内も二十代後半から四十代くらいの男性ばかりの、むさ苦しい(笑)状態でした。

点数は★★☆☆☆です。エンディングがテレビ版とは違い、前向きな終わり方だったのは救いだったと思います。あの終わり方にしなくちゃ、そのまま「ZZ」に突入するしかないでしょうけどねぇ。

ガンダム30thアニバーサリーコレクション 機動戦士ZガンダムIII -星の鼓動は愛-<2010年07月23日までの期間限定生産> [DVD]
飛田展男,池田秀一,島田 敏,榊原良子
バンダイビジュアル


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