ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ブログ800記事の『ミドリ色の屋根』

2017年11月19日 | ミドリ色の屋根
 本日でブ ログ800記事達成!!

 そして、9月に2晩かけて過去ログのタイトルを全て投稿順にリストアップいたしました。名付けて『ルネ・ノートsymbol1 ブログを開設して12年目に突入し、記事も800を数えると、記事を書いた時期や記事の内容まで全部を把握することは、私の記憶力では不可能で…(爆★)。『ルネ手帳』を付け始めるずっと前から考えてはいたものの、なかなか実行できず、それまでは、新しい記事の中で過去ログを紹介する時、大変苦労してブログ内を検索していました。投稿順に『投稿年月日』、『記事タイトル』、『カテゴリ』をきちんとノートにまとめたので、今は探すのが楽~♪ 今回の記事を書く際にも重宝しました。

 また、すでに思いつきで記事を書くのが難しくなっているため、記事のタイトルを決めて書き貯めしています。現在、来年3月までの記事はほぼ書き上げているという徹底したルネ馬鹿シマ姉(爆★) 飛び飛びですが、ルネの活動や関係する記念日の記事も決まっています。ほとんどライフ・ワークと化している『ルネ・ブログ』です。でも、これって『ブログ依存症』?

 しかし、画像コレクションから記事でアップしようと思う画像が、どのファイルに入っているか大変苦労して探しているため、新しい記事に使う画像ファイルを作りました。eBayで購入した資料もデータ化し、翻訳も…と考えると、まだまだ書くことがいっぱい!! 900記事、1000記事を目指し、『ブログ立志式(14周年)』、『ブログ成人式(20周年)』が迎えられるように、『継続は力なり』を信じて頑張ります!



 さて、当ブログでは、ブログ名に『ミドリ色の屋根は永遠に』と付け、過去ログで仏語詞について何度も取り上げてきました。『ミドリ色の屋根』の仏語版“Non ne pleure pas”の訳詞をアップした頃、カナダのファン・サイトで調べた仏語詞は3つ。違っている部分を私の聴きとりで1つに絞りましたが、つい先日、仏語詞を調べる時に検索する少年歌手と少年合唱団のサイトで何気なく調べたところ、3つの歌詞で異なっていた箇所が、私の選んだ歌詞と違っていました。そして、聴き直してみると、こちらの歌詞の方が正しいと思われました。

※過去ログ「”ミドリ色の屋根”を仏語で歌おう」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/24.html
※過去ログ「仏語版「ミドリ色の屋根」3つの歌詞の謎」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/25.html
※過去ログ「”ミドリ色の屋根”仏語詞を考える」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/102.html
※BCSD-René Simard参照
https://www.boysoloist.com/artist.asp?VID=200
 
 歌詞の違っている部分は青の太字にしてあります。ちなみに、以前紹介いたしました、とねさんの訳詞はこの歌詞を訳されたものでした。

 そして、問題の歌詞は次のように訳しました。

ジャンタン アンコール ヌ タン ヴァ パ
J'entends encore ne t'en va pas
僕はまだ ママに離れて行かないで欲しいんだ

 entendreにはいろんな意味があり、「1①注意する ②応じる 同意する 2欲する 要求する 3s'~①聞こえる ②理解する」とあります、Bingでは「私はまだあなたが離れて行かないと聞いて」と訳されているのですが、「2欲する 要求する」の方を用いました。「s'en va」は「立ち去る 行ってしまう」という意味なので、 「ne t'en va pas あなたが立ち去らない」ことを要求するということですから、上のような訳になりました。

 次に続く「Toi et moi nous resterons Dans notre maison ママと僕 僕たちはこの家に残る」から考えると、最初に訳した「Chante au coeur de ton enfant 僕の心に歌ってよ」よりも流れが自然だと思います。『Le soleil, le ciel bleu, le printemps』を『太陽よ 青空よ 春よ』と訳したので後者も有りとは思うのですが、何度聞き直しても『J'entends encore』に聞こえるのでBCSDの歌詞にしました。しかし、どうしても「J'entends encore de ton enfant まだママの子供でいさせて(?)」と聞こえてしまう★ これはこれで好きですが…。  

 また、「Murmure un chant qui déjà réconforteはBingでは「すでに慰めている歌をささやく」ですが、以前訳した「慰め力づけてくれた歌を口ずさもう」から、「ずっと慰めてくれた歌をささやいて」とします。ちなみに「Une maman oubliée」はBingでは「忘れられたママ」とあります。「パパから忘れられてしまっているよ」という意味から、当ブログでは「パパはママのことを忘れているよ」と訳していましたが、「忘れられたママのために」にしました。
 それから、日本語詞に合わせて、『Je 私』は『』、『Tu あなた』は『ママ』としています。文法的には、目上の人や初めて会う人等には尊敬の意を込めて『vous』を使うのが一般的ですが、ママは親しい間柄なので『tu』を使っているようですね。
 


Non ne pleure pas
   (Midori iro no yane)


Lyrics
(Kunihiko Murai/ Daizo Saito/ Michel Collet)

Tu regardes à la fenêtre
Pleurant depuis ce matin
Gardant l'espoir de voir réapparaître
Papa au bout du chemin
Il est parti sans rien dire
Nous laissant seul tous les deux
Dehors les feuilles commencent à jaunir
C'est l'automne des jours heureux

REFRAIN
Non ne pleure pas je suis à tes côtés
Non ne pleure pas je veux t'aimer
Le soleil, le ciel bleu, le printemps
J'entends encore ne t'en va pas
Toi et moi nous resterons
Dans notre maison

musique

Le vent qui frappe à la porte
Le bois de la cheminée
Murmure un chant qui déjà réconforte
Une maman oubliée


REFRAIN

Dans notre maison
Et je serai près de toi

<和訳>
ママは窓辺で見つめてる
今朝からずっと泣きながら
希望を持とうよ
パパがまた戻ってくると
パパは何も言わずに行ってしまったね
僕たちはふたりだけで残されたんだ
外では木の葉が色付き始めた
幸せな秋の昼下がり

Non 泣かないで 僕がそばにいるよ
Non 泣かないで 僕が愛しているから
太陽よ 青空よ 春よ
僕はまだ ママに離れて行かないで欲しいんだ
ママと僕 僕たちはこの家に残るのだから

戸をたたく風よ
暖炉の中の薪よ
ずっと慰めてくれた歌をささやいて
忘れられたママのために


Non 泣かないで 僕がそばにいるよ
Non 泣かないで 僕が愛しているから
太陽よ 青空よ 春よ
僕はまだ ママに離れて行かないで欲しいんだ
ママと僕 僕たちはこの家に残るのだから

僕たちの家に・・・・
そして ずっとママのそばにいるからね



 それにしても、「ど~うしてこんな~に~ 違う歌詞になるの~♪」と、つい替え歌で歌ってしまいたくなるほど、仏系カナダの方々が違って聴きとってしまうのか不思議でなりません。歌詞カードが無いと、こんなことも起こるのですね。以前にも書いたTVアニメ『巨人の星』の挿入歌の『思い込んだら』を『重いコンダーラ』だと、ずっと思い込んでいたという話が、先月、ラジオ番組でも話題になっていましたよ(笑) 聞き違い、思い違いって面白いですね!

 また、私が訳した頃、BCSD(the Boys Choir & Soloist directory)をまだ知らなかったので、知っているサイトで紹介されていた歌詞を、コピペしないで必死で打ち込みました。また、あの頃は『Bingで翻訳』も無かったため、辞書首っ引きで訳しました。翻訳ソフトの日本語訳は変な表現になるので、あまり当てにならないとしても、私の訳詞に大きな間違いはしていないようなので、ホッとしています。

 しかし、どうしてもまだ『J'entends encore ne t'en va pas』の部分には納得がいきません。仏語が堪能な方、是非ご意見、ご感想、アドバイスをお寄せください。よろしくお願いいたします!!

コメント (6)
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