今日で当ブログは666記事達成
映画「オーメン」にも出てきたこの数字は、キリスト教的には不吉な数字? ぞろ目ということで、「ブログ開設10周年目突入」に続き報告してしまいました。11周年目を迎える前に、700記事達成を目指して頑張ります!
さて、今回紹介いたしますのは、「母の日」と「父の日」に向けてリリースされたカナダのアルバム”Bonne Fete maman et papa ”です。
今年の4月7日、ルネのデビュー45周年を記念して、10年ぶりに全曲オリジナルのアルバム”Rene Simard”がリリースされました。しかし、ルネの来日があった頃は、1年に何枚もレコードが発売されていたのです。
キリスト教の国で、歌手がクリスマスに向けてクリスマス・アルバムをリリースするのは定番で、ルネもデビューの年から何枚もリリースしてきました。ケベックのママのアイドルからスタートしたルネが、今までリリースしてきたレコードの中から、ママとパパをテーマにした曲を集め、「母の日」と「父の日」に向けてアルバムをリリースするのは、ごく自然なことだったのか、はたまた、やり手のクルティエ氏の戦略か…。どちらにしても、これだけを聴く分には問題はないのですが、このアルバムのためには、新しい曲が1曲もないため、ルネのデビュー25周年記念に発売された26枚組のCD集をセットでそろえた方にとっては、少々不満が残るアルバムかも知れません。
Bonne Fete maman et papa (Guy Cloutier PGC-CD, CD) 1976
Featuring René Simard
Re-release of the 1976 LP (Nobel NBL 607)
1. Une maman c'est toi
2. Maman(マンマ)
3. Coeur de maman
4. Ne coupez pas les roses
5. Ange de mon berceau
6. Maman chérie(ママに捧げる詩)
7. Papa on s'ennuie de toi
8. C'est pour mon papa et moi
9. Où es-tu grand-papa?
10. Les dimanches après-midi(日曜日の午後)
11. À mon ami, mon père
12. Merci pour tout(青空の向うへ)
それから、私がこのアルバムで1番気になっているのは、ジャケットのルネの表情が、悲しいような、疲れているような、どこか憂いのある表情に見えることです。雑誌に掲載されたグラビアのルネも同じ表情ですよね。いつものルネの笑顔じゃないんです。
この頃まだ未成年であった少年歌手のルネは、カナダ政府から1日の活動時間を制限され、1週間に必ず休日を取ることを義務づけられていました。決められた時間の中で活動するため、写真は1度にまとめて撮影され、いろいろなところで使われていました。日本で発売されたレコードのジャケット写真も同様で、撮り貯めされた中から選ばれていました。もしかすると、ルネの天使の声のイメージを保つための策略だったかのも知れません。モントリオール・オリンピック開催の年は、すでにルネの髪型が変わっていたのに、「モントリオール讃歌」のジャケットは以前のおかっぱ頭の写真でした。
このジャケット写真は、髪型から見ても、アルバムがリリースされた1976年以前の写真と推測されますが、日本だけでなく、アメリカとフランスでも活動してた時期で、この撮影の時ルネはとても疲れていて、笑顔が作れる状態ではなかったのではないか…と、この写真を見るたびに、悲しい気持ちになってしまうシマ姉です。
過去にいろいろなことがあったけれど、ニュー・アルバムをリリースしたルネは、何か吹っ切れたように感じます。ずっと自粛していた…という訳ではないのでしょうが、司会や舞台、プロデューサー等の仕事で、ずっと行ってなかった歌手活動を再開し、来年2016年春にはツアーを行う予定です。
それについて報じた記事と写真はこちらのサイトでご覧ください。
http://showbizz.net/2015/06/08/bientot-une-tournee-au-quebec-pour-rene-simard/
そして、ニュー・アルバムの前にリリースされた”Ils chantent LOUVAIN”でルーヴェンの歌を歌った歌手たちが、彼のCD発売のお祝いにベル・センターに集結し、ステージで彼と一緒に歌いました。とても楽しそうに満面の笑みでルーヴェンと歌っているルネ、素敵ですね
http://fr.canoe.ca/divertissement/musique/nouvelles/archives/2015/06/20150606-224632.html#.VXSv_cVBT0s.facebook
▲ベル・センターのステージで歌うルネとミシェル・ルーヴェン
▲右の写真でルーヴェンにキスされているのは、ルネが出演した「J'ai mon voyage」の主演女優で母親役のドミニク・ミシェル
また、こちらのサイトでは、フォード社のキャンペーンでジョナスと共演した映像がご覧いただけます。弾けている底抜けに明るいルネの様子をご覧ください。そしてその曲はiTuneで配信されるそうです。
http://www.infopresse.com/article/2015/6/11/ford-croit-en-l-importance-d-essayer
デビュー45周年を迎えて益々精力的に活動するルネから目が離せない年になりそうです。ニュー・アルバムの曲を中心にした来春のツアーも楽しみですね!!
映画「オーメン」にも出てきたこの数字は、キリスト教的には不吉な数字? ぞろ目ということで、「ブログ開設10周年目突入」に続き報告してしまいました。11周年目を迎える前に、700記事達成を目指して頑張ります!
さて、今回紹介いたしますのは、「母の日」と「父の日」に向けてリリースされたカナダのアルバム”Bonne Fete maman et papa ”です。
今年の4月7日、ルネのデビュー45周年を記念して、10年ぶりに全曲オリジナルのアルバム”Rene Simard”がリリースされました。しかし、ルネの来日があった頃は、1年に何枚もレコードが発売されていたのです。
キリスト教の国で、歌手がクリスマスに向けてクリスマス・アルバムをリリースするのは定番で、ルネもデビューの年から何枚もリリースしてきました。ケベックのママのアイドルからスタートしたルネが、今までリリースしてきたレコードの中から、ママとパパをテーマにした曲を集め、「母の日」と「父の日」に向けてアルバムをリリースするのは、ごく自然なことだったのか、はたまた、やり手のクルティエ氏の戦略か…。どちらにしても、これだけを聴く分には問題はないのですが、このアルバムのためには、新しい曲が1曲もないため、ルネのデビュー25周年記念に発売された26枚組のCD集をセットでそろえた方にとっては、少々不満が残るアルバムかも知れません。
Bonne Fete maman et papa (Guy Cloutier PGC-CD, CD) 1976
Featuring René Simard
Re-release of the 1976 LP (Nobel NBL 607)
1. Une maman c'est toi
2. Maman(マンマ)
3. Coeur de maman
4. Ne coupez pas les roses
5. Ange de mon berceau
6. Maman chérie(ママに捧げる詩)
7. Papa on s'ennuie de toi
8. C'est pour mon papa et moi
9. Où es-tu grand-papa?
10. Les dimanches après-midi(日曜日の午後)
11. À mon ami, mon père
12. Merci pour tout(青空の向うへ)
それから、私がこのアルバムで1番気になっているのは、ジャケットのルネの表情が、悲しいような、疲れているような、どこか憂いのある表情に見えることです。雑誌に掲載されたグラビアのルネも同じ表情ですよね。いつものルネの笑顔じゃないんです。
この頃まだ未成年であった少年歌手のルネは、カナダ政府から1日の活動時間を制限され、1週間に必ず休日を取ることを義務づけられていました。決められた時間の中で活動するため、写真は1度にまとめて撮影され、いろいろなところで使われていました。日本で発売されたレコードのジャケット写真も同様で、撮り貯めされた中から選ばれていました。もしかすると、ルネの天使の声のイメージを保つための策略だったかのも知れません。モントリオール・オリンピック開催の年は、すでにルネの髪型が変わっていたのに、「モントリオール讃歌」のジャケットは以前のおかっぱ頭の写真でした。
このジャケット写真は、髪型から見ても、アルバムがリリースされた1976年以前の写真と推測されますが、日本だけでなく、アメリカとフランスでも活動してた時期で、この撮影の時ルネはとても疲れていて、笑顔が作れる状態ではなかったのではないか…と、この写真を見るたびに、悲しい気持ちになってしまうシマ姉です。
過去にいろいろなことがあったけれど、ニュー・アルバムをリリースしたルネは、何か吹っ切れたように感じます。ずっと自粛していた…という訳ではないのでしょうが、司会や舞台、プロデューサー等の仕事で、ずっと行ってなかった歌手活動を再開し、来年2016年春にはツアーを行う予定です。
それについて報じた記事と写真はこちらのサイトでご覧ください。
http://showbizz.net/2015/06/08/bientot-une-tournee-au-quebec-pour-rene-simard/
そして、ニュー・アルバムの前にリリースされた”Ils chantent LOUVAIN”でルーヴェンの歌を歌った歌手たちが、彼のCD発売のお祝いにベル・センターに集結し、ステージで彼と一緒に歌いました。とても楽しそうに満面の笑みでルーヴェンと歌っているルネ、素敵ですね
http://fr.canoe.ca/divertissement/musique/nouvelles/archives/2015/06/20150606-224632.html#.VXSv_cVBT0s.facebook
▲ベル・センターのステージで歌うルネとミシェル・ルーヴェン
▲右の写真でルーヴェンにキスされているのは、ルネが出演した「J'ai mon voyage」の主演女優で母親役のドミニク・ミシェル
また、こちらのサイトでは、フォード社のキャンペーンでジョナスと共演した映像がご覧いただけます。弾けている底抜けに明るいルネの様子をご覧ください。そしてその曲はiTuneで配信されるそうです。
http://www.infopresse.com/article/2015/6/11/ford-croit-en-l-importance-d-essayer
デビュー45周年を迎えて益々精力的に活動するルネから目が離せない年になりそうです。ニュー・アルバムの曲を中心にした来春のツアーも楽しみですね!!