ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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3年目のルネ記念日

2009年06月30日 | ルネ依存症の日々
 今から35年前、1974年の6年30日は、第3回東京音楽祭世界大会でルネ・シマールがグランプリとフランク・シナトラ賞を獲得した日です。

 ブログ開設2年目から、当ブログではこの日を「ルネ記念日」としてきました。さらに、今年はこの日に320記事達成を目標に記事構成してきました。もちろん、この記事が320記事目! 目標達成です♪ これなら5周年目もこのペースで迎えられるかしら…。 その前に、teacupのブログ書籍化サービスで、私だけのルネ本作りも進めねば★ 

 また、昨年末から、予想しえなかった嬉しい情報がたくさん届き、新しいコレクションやYouTube映像も増え、ブログ開設4周年目を迎えるに当たって、とても幸先が明るく、良い流れが来ているように感じます。たくさんのルネ友さん(ルネ関係で知り合った方はみな「ルネ友」と思っている私 笑)とも知り合えて、幸せなルネ・ファン人生を突き進んでいます。


▲「中二時代」に掲載された記事より(一部) この記事が私のルネ・コレクション第1号

 
 今年は、「スーパー・アイドル ルネ」に掲載された「完全スケジュール同行記」の記事を読みかえし、「35年前の今日、今頃ルネは○○をしていたのねェ…。」と思いを馳せている私です。

 しかし、毎回書いているとおり、この日、私は友だちと一緒に地元の八雲神社の茅の輪くぐりに出かけていて、第3回東京音楽祭世界大会を見ていませんでした。この日は日曜日でしたから、みんなで浴衣を着て、早くから出かけていました。お祭りといっても、神社で茅の輪をくぐってお参りをするだけなのですが、子どもにとって、夕方から友だちと出かけて夜店を回り、遅くまで(…といっても夜9時までには帰宅。でも、東京音楽祭は終わっている時刻★)遊べるお祭りは、楽しいイベントのひとつでした。だから、新聞のテレビ番組欄もノー・チェック。東京音楽祭が開催されていたことすら知る由もありませんでした(泣)。たとえ知っていたとしても、この当時、外国の歌手には全く興味がなかった私が、第3回東京音楽祭世界大会を見たかどうかは疑問です。
 思い返してみると、多分、私だけでなく、同級生のほとんどがこのお祭りに出かけていて、世紀の瞬間を見逃していたのだと思います。だって、ルネの記事が私の購読していた学習雑誌に掲載されるまで、友だちの間でルネや東京音楽祭の話題は出ませんでしたから…。そのこともあって、私の同級生にはルネ・ファンが少なかったのかもしれません。そのお陰で、私のルネ・コレクションが充実したのだとしたら、それはそれで良かったのかもしれないなどと、今になって思うのでした。

 そして、私が初めてルネの写真を見たのは、洋楽好きの男子が学校に持ってきていた雑誌の特集記事でした。他の参加者は胸から上くらいしか写っていないのに、ルネだけが全身で、1ページの半分に3段抜きで掲載されていました。あれは何という雑誌だったのでしょう? 「何を持ってきて見てるの。先生に見つかったら取り上げられるよ★」と、ちらっとかいま見ただけなのに、白いブラウスとパンタロン・スタイルで歌うルネに一目惚れ! 前出の学習雑誌の記事を見た時、「ああっ! この男の子だ!!」と、一目惚れした初恋の王子様との再会に喜びでいっぱいだった私は、すぐさま町のレコード屋に自転車で走り、「ミドリ色の屋根」を購入したのでした。ドキドキしながらレコードに針を落とし、初めてルネの歌声を聴いた時、そのあまりの美しさに一発でノックダウン! それからずっとルネ・シマール一筋。これが私の、他のファンの方とはちょっと違っている上に、かなり出遅れた、ルネ・シマール・ファンとしてのスタートです。

 ルネのグランプリとフランク・シナトラ賞受賞シーン映像は、それから数年後、年末に放映された東京音楽祭世界大会の特集番組で観ることができました。当時まだ家庭用ビデオは普及していませんでしたので、音声だけをラジカセで録音しました。次にその映像を観たのはカナダ大使館から借りてきた16㎜フィルム。YouTubeを知って映像を見つけた時の嬉しかったこと! 現在では”RENE SIMARD AU JAPON”で、日本では公開されていない東京音楽祭のリハーサル風景まで観られるのですから、ネット社会に感謝ですね。 

♪第3回東京音楽祭世界大会のグランプリとフランクシナトラ賞受賞後に歌った「ミドリ色の屋根」です。(”Rene Simard Au Japon”より)
 ルネのグランプリとフランク・シナトラ賞受賞シーン。グランプリはトロフィーと賞金300万円。シナトラ賞はトロフィーと腕時計。授賞式の後は受賞者の歌。ルネが『ミドリ色の屋根』を黒のタキシードで歌っています。ちなみに、ずっと後になってからテレビ放映された東京音楽祭世界大会の特集番組では、黒いタキシードで歌うこのシーンが紹介されました。
http://jp.youtube.com/watch?v=ULaO-R6V_K0&feature=channel_page

※過去ログ”Rene Simard Au Japon”のYouTube映像
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/317.html




◆6月30日(日)
  
 8:45
 ホテル出発。
 9:30
 東京音楽祭最終決勝大会の進行説明会。
10:00
 リハーサル。
12:40
 東京会館にて昼食会。
15:00
 カメラ・リハーサル。
19:00
 第三回東京音楽祭。
20:45
 グランプリ発表。受賞ルネ・シマール
20:49
 シナトラ賞受賞
 ホテルへ。
22:00
 東京プリンスホテル、プロビデンスホールにて東京音楽祭サヨナラ・パーティー
23:00
 ”サウンド・イン・S”に出演



 リハーサルの時、ルネは指揮者が遅れたため最後に回されました。リハーサルを終えたアーティストが気軽なジーンズに着がえてリラックスしている時に、ルネだけは、ポツンと一人、コスチュームを着けたまま舞台のそでに立っていました。きちんとして・・・
 二つの賞を受けた時、これは誰もが予想しなかったことで、みんな泣きましたルネもステージの上でも我慢できずに泣き出しました。ギーも、ルネ・アンジェリルも、クローディーヌも、もちろんパパも、私も泣きました。


※過去ログ「1974年6月30日(日)  
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/218.html

※過去ログ”Rene Simard au Japon”
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/312.html


 記事とは全く関係ありませんが、小学2年生になる息子が、YouTubeにはまってしまい、現在はTVアニメ「星のカービィ」に熱中しています。食事の時間になって途中で止めなければならなかった時、続きの話をパソコンのお気に入りに追加しておこうと考えた息子は、間違って私のYouTubeサイト方のお気に入りに登録してしまいました★ 私が気付いて登録を解除しようとしてもできません★ ルネ映像の中にいきなりカービィが入っているのは息子の仕業です! 決して私のコレクションではない~っ!!
 ちなみに、友人のやんばるQさんと、「来年はマカオに、ルネのシルク・ド・ソレイユのステージと世界遺産を観に行きたいね♪」と電話で話していたら、カービィを観ていた息子がいきなり、「ぼくに内緒でどこか行くの?」と話に割り込んできました。「一緒に行こうね~♪」と息子を丸め込み、来年は家族でマカオ旅行?!(笑)…のshimazaki家です。



コメント (8)
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