遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

スクール 火曜版

2011年06月21日 14時37分56秒 | スポーツ

   6月21日(火)曇り

  たしか、予報では雨!っていってたような気がするのですが、、、 
  今のところ雨は降らずに、蒸し蒸しと高温多湿なモンスーン的な日と
  なっております。
  こんな不快指数の高い日には、おやつにアイスがいいですね♪
  食べてる時だけは、不快感を忘れてます。
  でも、ジリジリと暑い時には、アイスクリーム系は不向きで、
  ガリガリ、ジャリジャリな氷系じゃないと、、、すぐ融けちゃいますからね~。

  そんな蒸し暑い今日も、プールは相変わらず快適でした~♪
  スイミングの室内は水だらけ、もともと湿度が高いですから、、、(汗)
  で、今日のスクールは、今月三週目なので『平泳ぎ』です。
  
  ★今回のポイント★
   ※ プル : “長いストローク”がポイント
     先月練習した長いストロークを復習しながら、
     しっかり水をとらえ限界まで押してすすむプルを身につける。
   ※ キック : 股関節、膝、脛、足首を使ってウイップキック。
  
  ドリル
   ① 先月の復習で、ブイを挟み、入水、キャッチの位置から、
     両手でそのまま水を押し続け、両手がウエスト位まできたら
     脇をしめ両手を体の前で合わせ(指先は地面の方向を向く)
     一端停止、その後水中リカバリー→繰り返す
   ② ①を意識してブイ挟みプルを繰り返す、呼吸は手を前に伸ばした時に。
   ③ ブイを挟んでキック(ビート板)
   ④ 片足キック、左右の足交互にリズムよくキックする(ビート板)
   ⑤ 股関節、膝、足首、それぞれの角度や向きを意識しながら
     キック(ビート板)
   ⑥ ①~⑤を忘れないようにしながらスムーズスイム

    今日も、計800m60分のドリル中心のスクールでした。
    たった800mなんですが、これが結構疲れるんですね~。
    ドリル中は、Iコーチが前から後から、水中で横から斜めから、と
    ジッと我々の泳ぎをチェックしているので、気が抜けないんですよ~。
    おかしな動きをすれば、コーチに即その場で注意されるので
    すぐに修正するよう、色々直しながら練習できるのが何より。
    それだけ緊張感をもって練習するから疲れるのかなぁ。。。
    
    昨年までは、長水プールで行われていたドリル2,000mの練習会に
    に参加していた母なのですが、あの時こんなに疲れたかなぁ ・・・?
    そんなに「疲れた~っ」て感じはなかった気がするけど。
    年のせいでしょうか? 涙

    いつものメンバー同士「疲れたね~」と言い合いながら、
    いつも通りの、なんちゃって陸トレをし、再度プールにドボーン。
    「せめて1,000mは泳がなきゃー」と
    各々が、スクール中に出来なかったドリルを復習。
    なんて真面目な生徒達なんでしょう!・・・笑
    若い時に、何かをこれくらい一生懸命に学んでいたらね~・・・
    きっと今頃、何かの一流、達人、匠 になれてたかも?! 笑
    
    おっ、急に強い雨が降りだしましたよー!

     わがまま母
    
    
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リアル・シンデレラ

2011年06月20日 11時05分56秒 | 読書

        リアル・シンデレラ      姫野カオルコ(著)2010年3月発行


  『シンデレラ』・・・この題名の文字に、つい敬遠を決め込んでしまい
  ようやく出版から一年以上経過して読んだところです。
  読んでみたら、『これのどこがシンデレラ?・・・』、逆説的な題名でした。
  主題もユニーク、構成も巧みで、思わず頁をめくるスピードが早くなり
  いつのまにか夢中になって読んでいました。
  最後には、言い知れぬ感動に襲われ、じわ~っと涙が滲んだ。
  こんなことなら去年発行後すぐに読んでおけばよかったなぁ
 
  
  内容(「BOOK」データベースより)
  童話「シンデレラ」について調べていたライターが紹介された女性、倉島泉。
  長野県諏訪温泉郷の小さな旅館の子として生まれた彼女は、母親に冷遇され、
  妹の陰で育ったが、町には信州屈指の名家、片桐様の別荘があり、
  ふとした縁で、松本城下の本宅に下宿することになる。
  そこで当主の一人息子との縁談がもちあがり…。
  多くの証言から浮かび上がってきた彼女の人生とは?
  不況日本に暮らす現代人にこそ知ってほしい、
  新たなるドキュメント・フィクション。

  本書のなかには、主人公「泉(せん)」を始め多くの女性が登場し、
  それぞれが丁寧に描かれているのだが、それらの「泉」以外の女性を
  こう語っている部分があって、それがなるほど確かに、、、なのだ。
  例えば、「泉」の妹「深芳」、病弱で美しく聡明ゆえに両親に溺愛され
  地元でも評判の娘なのだが、そんな娘をこう評す場面もある。
  ━《ガールのスタンダード》。
  矢作は深芳をこう表現した。的確である。
  「ふつうの女の子」という表現はしなかった。
  「凡庸」「平凡」「どこにでもいる」というような語も使わなかった。
  《ミニ世界の偉いお爺さんにウケるタイプ》。
  南条玲香は深芳をこう表現した。
  登代と長く話したあとでは言い得て妙だとわかる。
  彼女らは脅かさないのである。脅かさず、満足させるのである。父性を。━
  
  「泉」とは見た目も性格も対称的な女性一般に通用するワード
  《ガールのスタンダード》・・・ほんとに言いえて妙な言葉ではないか!

  両親からの差別的扱い、さまざまなイジメ、周囲からの中傷、、、
  私だったら、これだけのことが重なればグレるか死ぬかしてしまう
  だろうと思われる環境のなか、「泉」は、自分の周りの人の幸福を考え、
  願って生きる、という生き方を選んでいくのだ。
  しかし、そういう生き方を選び、たった一人試行錯誤の日々を過ごしながら、
  子供の頃に逃げ込んでいたダンボールで作った泉の秘密基地、
  そこに真っ先に運び込んだのが、山のようなちり紙、綺麗な写真、、、
  その理由を語るシーンはズシンと重く、彼女の告白を涙なしには読めない。
  
  そして、後々全て叶ったと語った「泉」の秘密の“三つの願い”は、
  「妹が丈夫になりますように」
  「大きくなったらお母さんとお父さんと離れて暮らせますように」
  そして三つ目が
  「自分の周りにいる自分じゃない人にいいことがあったら、自分もうれしく
  なれるようにしてください」
  だったのだ。
  
  つらい環境に育った「泉」が、自分の生き方を考えに考えた結果が、
  周りの人の幸せを自分の幸せと思うこと、で、
  彼女は幼い頃から孤独のなかで耐えて、考えて、実践していく。
  本当のシンデレラって、どんな女性のどんな人生なのか?
  著者だしたの答えが、「泉」のなかに描かれていて、
  これも、一つのシンデレラなのかもしれない。
  
  人はつい、自分の不運、不幸は親のせい、誰かのせい、世の中が悪い、、、と
  自分の周りのせいにしがち。
  そして今は、「幸せ」の価値が、外からの評価、他人の評価で決まるかのように
  カン違いしてしまっている時代。
  自分にとっての真の「幸せ」とは何なのか?
  自分の幸せのためには、どう生きていけばいいのか?
  あらためてリアルに考えさせられました。
  
  じんわり感動の一冊です。

   わがまま母
  
  
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あんずのケーキ

2011年06月19日 13時20分12秒 | 食べ物/飲み物
今日の東京は曇っています。
最近は部屋でゆっくりしている分にはさほど暑くもなく比較的涼しいので助かります。

昨夜は台湾から仕事で来日した友人とご飯を食べてきました。
前の職場の同僚で、今も日系企業で働いているので日本語ペラペラなのです。
私も台湾語と北京語覚えたいな~。
ちなみに台湾語は方言みたいな感覚で、今はほとんど使わないそうです。
前に台湾語をちょっとだけ覚えて行って使ったら現地の方にびっくりされました。

友人に聞くと台湾はもう35℃だとか…ヒィ。
以前はこの時期はそこまで気温が高くなかったそうで、
やはり昨年あたりから異常に暑いそうです。
こりゃ暑がりの私は夏は台湾に行けませんね。
温暖化困るなぁ~;

写真は一昨日うちのバンドのベースさんとご飯食べた時、
デザートに食べたあんずのケーキです。
(子)
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チェリー♪

2011年06月19日 11時48分34秒 | 雑記

    6月19日(日)晴れ

  爽やかな日曜日、今日は父の日。
  陽射しは強いのですが、風がひんやりしているので家の中は快適です。
  三日ぶりの洗濯日和なので、朝から洗濯機を2回転させちゃいました。汗

  写真は、今が旬の“さくらんぼ”
  先々週ですが、今年初めてのさくらんぼを賞味しました。
  小粒でしたが、甘酸っぱくて、可憐なお味のさくらんぼでした♪
  佐藤錦ほどの甘さや大きさはないのですが、
  昔ながらのさくらんぼって感じで、美味しかったなぁ~。
 
  さくらんぼのあとは、桃の季節ですね。

    わがまま母
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スクール 土曜版

2011年06月18日 15時00分38秒 | スポーツ
    6月18日(土)曇り

  本日も曇天なり。
  けど、雨じゃないだけでありがたい。
  南北にず~っと海に沿って町がつづく我が県は、
  地盤沈下が激しいうえに今は大潮の時期、そこに大雨なんて降ったら
  ほんとに困りますからね。
  今年はどうか梅雨に大雨が降りませんように!
  と願う震災から100日です。

  さぁ、土曜日は上級のメンバーが揃うスクール、
  プールサイドには、Iコーチの先週の予告通り“キック&プルのみ”の
  メニューが置いてありましたよ。

   【メニュー】
 w-up   100×1   4:00  ch swim
 kick    50×4   1:30   IMO Glid-scullkick(12.5)
 kick    100×3   3:00  IM Des to LF
 rest           1:00
 kick   100×1   3:00  IM MAX!
 pull    50×4    1:30  IMO scull-Reg(12.5)
 pull    100×3   3:00   IM Des to LF
 rest           1:00
 pull    100×1   3:00  IM MAX!
 down   100×1   4:00
 total  1,400m(60分)
 
  本来のメニューでは、プル50×4→1:20 100×3→2:45と
  書いてあったのですが、ほとんどのメンバーがスカルで四苦八苦して
  いるようすをみたコーチが、サークルを長くしてくれました。
  うちのメンバーはスカーリングとプルが苦手なのかな~。。。
  特に、背泳ぎのスカーリングは私もですが、ほぼ全滅。
  いかに背泳ぎのキャッチが出来てないかがわかりますねぇ(涙)
  キックでのIMでは、コーチから
  「水中キックもOK、LFからレスト入れるから、最後MAXは頑張って!」と
  言われたのですが、水中キックでいけるのはFlyまで、あとは息が続かず
  苦し紛れの水面キック、、、。
  キックとプルだけでのIMディセンディングなんて初めてなもので
  どうなることかと泳いでみましたが、辛うじてタイムはDesになりました。
  泳いでみて意外だったのが、プルのMAXのタイムです。
  昨日泳いだIMのタイムとほぼ同じだったのには ??? ・・・
  自分では、IMはキックで泳いでいると思っていたんだけど、
  なんだ~、プルもそんなに悪くないじゃん、、、 笑
  若い大型スイマーMさんの(BkとBrでは差をつけられながらも)
  後を必死で追っかけさせてもらったのが良かったのだと思います。
  Mさん、ありがとね~ ♪
  来週は、中学生の選手達の大会のため、Iコーチはお休み。
  気持ちよ~く泳げるメニューを置いていってくれるそうです。

    わがまま母
  
  

  
  
  
  
  
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ケーキ

2011年06月18日 11時13分11秒 | 食べ物/飲み物
今朝の東京は曇っています。
ちょっと涼しいぐらいですが、気合いを入れてお風呂掃除をしたら体がホカホカになりました。

写真はうちのバンドのベースさんと一緒に買い物に行った時、
一緒に入ったケーキ屋さんでの一枚です。
私はミルクレープ、ベースさんはメロンのショートケーキをそれぞれ食べました♪
ミルクレープはフルーツたっぷりで、断面が素敵でした。
(子)
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自主トレ!

2011年06月17日 15時27分47秒 | スポーツ

   6月17日(金)曇り

  きょうは入梅の予感がする曇天です。
  
  写真のミニブーケは、先週娘から貰ったもので、
  毎日水を取り替えて、一週間楽しませて貰っていたのですが、
  残念ながら、週末にはご臨終となりました。。。
  これからの季節、暑さに切花の寿命が短くなりますね~。
 
  さあ金曜日のお昼は、自主トレです。
  腰やら肩やら痛みがあるので不安ながらも、
  その分もしっかりストレッチしてプールへ向かいました。
  明日のスクールは、Iコーチの予告によるとプル&キックのみらしいので、
  きょうの自主トレメニューは、いっぱい泳ぐ!がテーマになってます。

   【メニュー】
 w-up     400  ch SKPS
 k+drill   50×4  1’40”  IMO  scullkick25-drill25
 kick     50×4   1’40”  ch
 pull     50×4   1’30”  ch
 swim     100×8   2’30”  奇数回:Fr 偶数回:IM
 loosen    100
 swim     25×24   1’00”  奇数:ch E 偶数:IMO H!
 down     300
 total    2,800m
    
   いつも90分でこの位の距離なのですが、
   今回は25mメインだったので、少し時間オーバーしてしまいました。
   隣りのコースで一人自主練習の大学生(トライアスロン)のお兄さんは、
   私達より後に来て、お隣のコースのおばちゃんに話しかけられ、
   それにチャンとお相手をしながらも2,400mのメニューをこなし、
   さっさと帰って行きました。
   う~ん、我々は休憩が長すぎるのかしらねぇ?
   次回からはお喋りなしで、もっとサクサクと進行せねば!
   メインの25mのE/HのHで、スピードを出すのが難しかった。
   で、Frで14秒!・・・・・って、これがほんとならマスターズ記録!
   なのですが、んなことあるはずない!
   2つの時計が合ってないだけでした~。
   5秒ほどのズレがあったので、14秒に+5秒、、、ガックリ。
   まぁ、今の私はこんなもんです。
   でも、先週からずっとズレっぱなしなんで
   一応クロックは合わせておいて欲しいんですけどね~。

    わがまま母
   
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ヨーグルト

2011年06月16日 14時54分48秒 | 食べ物/飲み物

   6月16日(木)晴れ→曇り

  きょうは、暑くも寒くもない過ごしやすい日です。
  来週には、東北地方も梅雨入りらしいので、
  お日様のある今のうちに、、、と、ここのところ母は洗濯の毎日(汗)
  でも、冬物を全部片付けてしまうと、梅雨に寒くなったりするからね~。
    
  さて、このなんのへんてつもないヨーグルトの写真ですが、
  数年ぶりにうちで作ってみた
  懐かしい“カスピ海ヨーグルト”です。
  
  10年近く前になるかな~、会社勤めをしていた頃に、
  知人からカスピ海ヨーグルトを薦められ、種をもらって数年間作り続け、
  会社の同僚や上司、実家の父にも分けてあげたりしてました。
  なんといっても作り方が超簡単で、
  ものぐさな母でも間違いなく作れる、というのが魅力でした。
  酸味の少ない味は、男性諸君にも人気でした。
  (うちの父も数年間、指示通りに作ってまじめに毎日食べてましたっけ・・・)
  他のヨーグルトよりも粘性が強く、トルコアイスみたいに糸を引くのが
  特徴でしょうか。
  ナッツ、ドライフルーツ、蜂蜜、生のフルーツ、きなこなどトッピングを
  変えて食べていたのですが、
  どうしても飽きてしまうんですよね~・・・で、いつしか製造も頓挫。

  でも、震災直後1、2ヶ月間、ヨーグルトが品不足で買えず、
  (牛乳も不足してましたが、、、)
  「そういえば、カスピ海ヨーグルトなら家で簡単につくれるぞ!」と
  思い出したという訳です。
  今は、お店にヨーグルトがヤマ積みされ、価格も安くなってます。
  が、原料の産地までは表記されていないので、
  「産地がわかる牛乳を使って、自分で作ったほうが気分がいいかもね~」
  なんて、この前、娘と話し合っていたんです。
  ということで、また飽きるまで、当分我が家の朝ご飯には
  カスピ海ヨーグルトが活躍する予定です。
  ご希望があれば、いつでも、おわけしますよ!

    わがまま母
  
  >娘  きょうのGoogle、月食だね~ ♪
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三十光年の星たち

2011年06月15日 14時55分37秒 | 読書

       三十光年の星たち  上・下巻     宮本輝(著)2011年3月発行

   やっぱり、宮本さんの小説はいいですねぇ。

   まずは内容を、作品紹介から転載しますと、
   「京都に住む三十歳の坪木仁志は、職を失い、恋人に捨てられ、
   明日の生活もままならない。親に勘当され、金貸しの佐伯平蔵から借りた
   八十万円の借金を返せるあてもない。そんな坪木に佐伯はある提案をする。
   それは、借金返済の代わりに坪木を車の運転手として雇い、
   返済の滞る人びとのもとへ「取り立て」に出かけるというものだった...。」

   何をやってもうまくいかない、続かないイマドキどこにもいそうな30歳の
   青年「仁志」が、70歳台の佐伯や三浦や月子という筋の通った人生の先輩に
   出会うことにより、自分の道をみつけていこうとする話なのだが、
   読んでいて、身近にこんな先輩がいてくれたら救われる若者も多かろうに、、、
   と羨ましくなった。
   主人公「仁志」は、大学の4年間、バイトに明け暮れ、パチンコをして、
   麻雀して、落語を聴いていた・・・「教養のないなまけ者」と自らを
   佐伯に語り、そんなダメな自分と関わろうとする佐伯に最初は疑問を抱き
   佐伯の話がいつ説教になるのか、と不審に思いながら接している。
   そんな「仁志」が、佐伯の言動、過去を知るにつれて、徐々に
   仁志の心から迷いが消え、考え方、行動に軸が出来てブレなくなっていく
   のだが、このひたむきさと柔軟性は若者らしく頼もしいかぎり。

   「この旅で経験しはることは、なにもかもが、三十年後に大きな宝物に
   なって返ってきます。」という三浦老人の言葉に、仁志は、
   宝物だと?三十年のたたなければ宝物になって返ってこないものとは
   何なのだ。
   きょうあすの自分の人生にすら光明が見いだせないどころか、
   どうやって生きていけばいいのかさえも見つけられない俺に、
   三十年後の宝物が何の役に立つというのか。 いいかげんにしあがれ。
   と反発を感じていると、佐伯はこういうのだ、
   「三十年たっても、きみはまだ六十歳だな。つまり、三十年たって、
   やっときみは、さあ、これからが本当の人生だって年齢に達するわけだ」
   そして佐伯は仁志に聞く「十年一剣を磨く、という言葉を知っているか」
   仁志は答える、
   「ひとつのことに十年打ち込めば、なんとかものになる、ということやと
   思います」
   「うん、そこに、必死とか、懸命にとかという言葉がいるね」と佐伯は言った。
   「君は、これからの十年、自分の何を磨くのか。それを決めなさい」
   これに対して、どうやったら磨けるのか、具体的に教えてたやつなんか
   ひとりもいない、と仁志が心のなかで言った瞬間、
   「自分を磨く方法を教えるよ」と佐伯。
   「働いて働いて働き抜くんだ。これ以上働けないってところまでだ。
   もうひとつある。自分にものを教えてくれる人に、叱られつづけるんだ。
   叱られて、叱られて、叱られて、もうこれ以上叱られたら、自分はどうか
   なってしまうっていうくらい叱られつづけるんだ。このどっちかだ」   

   これらの会話がこの小説のテーマなんだと思いました。
   “三十年”、厳しく辛いことの多い日々、そんな先まで見えない年月、
   長いようで短い年月、人それぞれにさまざまな三十年がある。
   
   作者は、
   「何かを教わるには、理不尽に耐えることが必要なのではないか。
   しかられた理由が分からなければ考えに考える。
   自分なりの答えに思い至るまでの時間が人を成長させるのです」と語る。
   
   生きる術が、職人、農業、漁業などの場合は、厳しいながらもわかりやすい。
   でも、多くの人が会社員として生きる現代は、それがわかりにくくなって
   苦しいのだと思う。
   悩める青年達が、会社や地域で、佐伯さんや三浦さんのような人物と
   出会えたらどんなにいいだろう、、、。
   この本、30歳台の人生に迷っている人には是非読んでみてもらいたい。
   
   で、私の三十年後(普通に想像すると生きていないんじゃないかとも思うが)
   ここから三十年後が、ほんとうの人生だとしたら・・・
   まずこれから十年をどうやって過ごしたら良いのか、
   何を磨くのか?  色々と考えさせられました。 
   さて、なまけものの母は、果たして成長できるのでしょうか。

    わがまま母
   
   
   
   


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スクール 火曜版

2011年06月14日 14時44分04秒 | スポーツ

    6月14日(火)曇り

  写真は、試合の前々日あたりに食べたらよさそうなショートパスタです。
  早茹で(3分)のペンネに残りもののミートソースをからめました。
  先週、娘のお持ち帰り分も、、、と大量に作ったミートソースですが、
  その娘にあっさり振られてしまい、さびしく冷蔵庫に居残るはめに・・・涙
  頑張って母が整理しなくちゃ~、美味しいんだけどな~。
  
  さてさて、今日は『背泳ぎ』、ドリル中心のスクールでした。
  先月のスクールでは、30点という厳しい評価をされた「背泳ぎ」、
  今回はどうなるのでしょう?
  
  今日のポイントは、
  ※ ストローク~プッシュで、体側のひねりを利用して腕の動作を行う!
  ※ プッシュとエントリーのタイミングを合わせる!
  
  ポイントは先月と変わらず、そこに今回は“体側のひねり”が加わりました。
  ひねりを使ったストローク~プッシュを実感するためのドリルとして
  ① 片手前に伸ばし伏し浮き(軽くキックしながら)姿勢から、
    体を反転させながらストローク、仰向けに、手は抜き上げ真上に伸ばし、
    そのまますぐにその手を前に伸ばした伏し浮きに状態に。
    
  ② 仰向けで軽くキックしながら、左右交互にプッシュ動作(水中リカバリ)を
    体側のひねりを意識しながら行う。

  ①は、随分前に背泳ぎスクールの時にやった記憶があるような、、、
  これがなかなか難しく、みんなコーチの意図通りの動きが出来なくて、
  何度か追加されました(汗)
  コーチ曰く、「野球やサッカーをしている人はわかるはずの動き」
  だそうですが、ザッと見渡して、昼のスクールに参加してる熟女マダム達の
  一体どこに野球やサッカー経験者がいるのよ!
  せめて、テニスとかフラダンスならねぇ・・・
  
  まだまだコーチのいうようには出来ないのですが、たまに、
  上手く体側のひねり(脇)が使えると、腕にかかる水の重さが
  全然違ってくるのがわかりました。
  こんな風にうまく体側をひねってたら「ウエストが細くなりそうだね~」
  密かに言い合いながら、みんなで頑張りました。
  それにしても今日は、いつもと同じ800mなのに疲れました。
  私にとって背泳ぎは、キックはラクでプルが苦痛、呼吸も苦手、な種目。
  なんとか克服したいものです!

    わがまま母
  
  
  

  
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