38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

豌豆の播種、不耕起で。

2009年11月20日 | 農と暮らしの日記
豌豆(えんどう)をようやく播いた。
スナックエンドウ、絹莢(きぬさや)、そして「実とり豌豆」(グリーンピース)の3種類。実とり豌豆は就農して初めて栽培する。いずれも5~6月に収穫予定。豌豆類の生育初期はこんな感じ

今年の豌豆類は空豆に続いて不耕起で。
昨年も一部はレタスを栽培した跡の黒マルチをはがさず(=必然的に耕耘せず)播いたが、本来の意味での「不耕起・草生」での豌豆栽培は初めての試みである。

写真が播種後の様子。
画面手前、枯れた草や藁をかきわけてあるところ、30cm間隔で3粒ずつ種を播いてある。この畑は夏に茄子・ピーマン・トマト類を栽培した畑で、画面左手のほうはその前の冬作(白菜、大根、蕪など)からの不耕起、今日この豌豆類を播いたところは、夏作は耕起、その畝を今回そのまま初めて不耕起で使う。ということでこの冬作からこの畑1枚全体が不耕起の畑になるわけだ。

といっても、この畑は南北25m×東西12m=約300平米。
うちで預かっている約8反(約8,000平米)の圃場全体からみれば4%にも満たない。まだまだ「試み」の域を出ない藤田家族の不耕起栽培である。今日も種を播く前に畑を片付けながら、不耕起についていろいろ教えてもらっている市内の自然農、まんがら農園・野満さんに電話して、茄子、ピーマンの跡を不耕起で使う際の樹の後始末の仕方などを尋ねた。とりあえずそれを参考にやってみたけど、また今度、畑を見せてもらおうと思う。



金曜、今日も曇り時々晴れ。
朝:6時過ぎ起き、机仕事、朝ごはん。
午前:荷造り、8時前後に市街に出て、スーパー出荷、保育園納品。戻ってセットの荷造り、薫が11時頃に市街に配達に出て、僕は宅配便のセットの仕上げ。薫が戻って昼ごはん。
午後:13時半から冒頭の豌豆類の種播き、準備のための畑の片付けを含めて約3時間。明朝出荷分の収穫1時間、戻って大雑把な調製30分、18時半あがり。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、早生の大根、蕪、小松菜、水菜、まびきターツァイ、まびき白菜、などから。
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