38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

待望の雨、そして入梅。

2006年06月08日 | 農と暮らしの日記
昨日までと同様の爽やかな朝。

朝めし前に、露地のトマト(大玉、中玉)の除草。
ここもまたスギナに覆われてきたので、株もとは手で、株間や畝の法面は三角ホーで掻き取る。どの株もすでに6~7割くらいの大きさの実がついているが(大玉は薄黄緑色、中玉は濃緑色)、やや草勢が強すぎるようで、脇芽掻きと誘引が追いつかない。

朝食後は、西瓜(主に自家用の予定)の定植。
トラクタで仕上げの耕耘をしてからいったん家に戻り、2品種(大玉、中玉)の苗を一輪車に乗せて小学校横の畑へ。約30株なのでササッと植えて、ついでに先日植えた地這いトマトの株間にバジルの苗も植え付け。いわゆる”コンパニオンプランツ”のなかでも、この組み合わせは夏の食卓が明瞭に思い浮かんで、ついでにデュラムセモリナの種も播いとくか!という気になりそうなくらい(ちなみに今年、オリーブの苗は植えませんが、にんにくは植える予定です)。

軽くお茶をしてから、昨日に続いて里芋の除草。
里芋は今年、売りものにするのはもちろんだけれど、来年の種芋をできるだけたくさん確保することも大きなねらい(里芋の種芋は高価で、販売だけ考えると、今年買った種芋の金額の元はとれない)。記録ノートを見ると、今日やったところは”ずいき”(茎)が食べられる品種。

昼前、予報より少し早く雨が降り始める。
日誌によると5月26、27日辺りに少し降って以来なので、ほぼ2週間ぶり。家に戻ってラジオをつけると、この期を逃すなとばかりに(?)早速「梅雨入り」が発表されている。

昼食後、手押しの播種機を持って畑へ。
まだ雨足の弱いうちに白胡麻と黒胡麻を少しずつ播く(胡麻の種は胡麻です)。帰り際、すぐそばのチンゲン菜の間引き。その後、まあまあの降り方になってきたので外の作業は終了し、あれこれの屋内作業で午後のひとときを過ごす。

夕食のひと皿に、写真の一品。
「地エビの間引きチンゲン衣かき揚げ風」。雨のおかげで、まあ本当に久しぶりに料理した(って、混ぜて揚げただけだが)。

夜、お世話になっている近所の方のお宅へ。
田植えの日程や代掻きなどの段取りについての相談などさせていただく。

予報では、雨は明朝までとのことだが、帰り道、すでに上がっている。
まだもう少し降るのか、それとも……。
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