38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

田んぼ、順調です。

2006年07月06日 | 農と暮らしの日記
夜、薫がおでかけのため、久しぶりに真と風呂に入る。

夏になると思い出すのが、「行水(ぎょうずい)」だ。
長屋スタイル(?)の借家に住んでいた幼い頃、祖母が裏庭の「おくどさん」でよく湯を沸かしていた。僕は製材所でもらってきたも木ぎれを折ったり、ご近所共同の水道(戦後30年がたっても、僕のまわりにはまだそんなものがあった。)からバケツで水をくんできたりしたものだ。

夕方、裏庭(といっても2m×5mくらい)で沸きたてのお湯を柄杓でたらいに入れ、行水となる。
あのころ、家には風呂がなく、2日に一度、自転車で銭湯に出かけた(銭湯の話はまた長くなるので、別の機会にたっぷり書きたいと思います)。それで、夏場はそれではやはりちょっときびしいので、子どもだけだったのか(そうだろ、そりゃ)、石鹸は使わないまでも汗を洗い流すために、湯を沸かしてもらっていたのだと思う。

それで、汗を流したあとのお湯は、どうするか。
裏の家の畑にざあーっと流すのだ。そんな時代だった、のかもしれない。



予報は曇りときどき雨。朝は小雨。

5時から収穫。
今日はいろいろな出荷が重なっている。まず、朝食前に施設給食用のキャベツと人参、そしてご近所の野菜セット2つを荷造りして配達。帰りに田んぼのポンプをまわして水を入れ(写真)、その間に朝食を済ませ、残る収穫に出る。

午前中にほぼ荷造りを完成。
市内で、ゆうき生協の出荷(引き渡し)を終え、その後、個人の野菜セット1つを宅配のセンターに持ち込み。戻って昼食、そして残る野菜セットをこしらえて、これも市街に買い物ついでに持っていこうとしていると、ちょうど家の前を配達のトラックが通りかかったので、呼び止めて持っていってもらう。助かったー。

明日は晴れ間も出るという予報。
草取り、待ったなしだ!
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