38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

畑の片付け、春作の準備。

2011年02月23日 | 農と暮らしの日記
この冬前半用の収穫が終わった人参の畑を今日片付けた。
何度も登場している8月播きのもので、今週からは別の畑の後半用、9月播きの人参に移っている。今日このタイミングで片付けとなったのは、年末の引越から、温室の再建、温床の踏み込みなど大仕事がようやく片付いてきたこと、そしてこの暖かさで春の訪れがいよいよ体感されるようになったことが大きい。



水曜、セットの出荷のない曜日、今日も引き続き3月下旬くらいのぽかぽか陽気。
朝:6時過ぎからごはん、8時前後に市街に出て保育園納品、スーパーは棚卸で休みだけど昨日の売れ行き確認と棚の整理、市役所に用事でちょっと寄って、さらに種屋さんで育苗する種を少し買って9時戻り。
午前:9時半頃から昨日も写真を載せた秋じゃがの最終の収穫。薫に草をとってもらい、僕が鍬で掘り上げ、ふたりで土を払って最後に僕がキャリーに入れて。同じ畑で明日出荷分の根菜類を収穫して13時戻り。昼ごはん。
午後:収穫してきた野菜を整理して、14時過ぎから冒頭のトラクタ耕耘。上記の人参畑のほか、すでに収穫が終わった大根、白菜、蕪の畑、それから午前中に掘り上げ完了したばかりの秋じゃがの畑も。まだ明るいけどひと区切りついたので18時前あがり。



ニュージーランドのクライストチャーチではM6.3の大地震
富山から語学研修中の留学生など多数の日本人も被災し、安否のわからない人もまだたくさんいるようだ。日本は地震国といわれ、しかも四国は南海地震や東南海地震が数十年のうちに高い確率で発生するとされている。「あれだけ言われていたのに……」ということになる可能性は「世の常」ということで考えるとかなり高い気がする。自分自身も含めて。もちろんどれだけ備えをしても被害は出るわけで、「準備していてよかった」と、大地震にもかかわらず万事めでたく収まる可能性は低いだろうが、科学の発達、防災のシステムの向上の一方で、その恩恵を生かそうとする市民一般の意識の高まりはそれに追いついていないのではないだろうか。企業や役所などでは大災害に際して事業を継続するためのプログラムを予め策定する動きが進んでいるようだが、「有機菜園藤田家族」は手つかずだ。
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