38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

五日市、朝市っぽく。

2007年06月05日 | 農と暮らしの日記
本日の「五日市」はこんな感じ。
市街地のアーケード商店街で毎月一回行われるこの催しに去年12月から参加し、前回までは長テーブルを置いてその上に野菜を並べていたのだけれど、今回はテーブルを持っていくのがなんとなく億劫だったのと、玉葱やじゃが芋など”泥もの”が多かったので、路面に近いところに並べて量り売り中心とし、”朝市”っぽい雰囲気を狙ってみました。

品目はそのほか、次の通り。
夏大根、にんにく、赤玉葱、人参、ズッキーニ、レタス、サンチュ。毎月顔を出してくださる方も増え、また、「いつもはフジで買いよるんよ」とか「ゆうき生協に出しよる藤田さん?」とか声を掛けられる場面も多くなってきた。少しずつだけれど、「藤田家族」がこの地に根付き始めている実感がある。

今日は前回(5月5日の子どもの日)に続き、薫もフル参加。
やはり僕ひとり突っ立っているよりも、お客さんも近づきやすいようだ。途中、紙コップのコーヒーを買ってきてくれたりして、「おー、そういえば就農してからこういうのにお金を使ったことなかったなー」と感慨深い。



朝は今日も5時から収穫、出荷準備。
宅急便で送る野菜セットはあらかた作って仕上げは薫に任せ、市内に配達する野菜セットは五日市の荷物と一緒に軽トラに積んで市街へ。9時前から準備しながら開店し、いつものように午後2時閉店、撤収。

戻って晩ごはんまで畑しごと。
トマトの芽掻き、明日使う新じゃがの収穫など。それから、人参の間引きをしていると、小学校高学年か中学生らしい少年ふたりが自転車で通り過ぎる。去り際、「うわっ、小さい人参、かわいいなー」というのが聞こえた。そうだろ? かわいいだろ? わかるか、よしよしと心の中で微笑む僕。彼らも女子が一緒にいたらきっとそんなこと言わなかっただろう。

再び晴れマークが続く。
本当に、”ただの曇り”という日がないから、せっかく降っても畑がすぐに乾く。というわけで、今週も畑しごとは順調に進む見込み。




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