38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

今治の有機農場。

2007年02月28日 | 農と暮らしの日記
今治に行ってきた。
昨日は新居浜おとといは松山、このところ出かけてばかりである。

今日はその今治で、写真は長尾正人さんの畑。
にんにくが元気に成育中である。長尾さんは「ゆうき生協」に出荷されている縁で知り合い(といっても僕なんかとは出荷の規模が格段に違うし、年齢は僕より若いけれど大先輩)、今回は初めて圃場見学をさせていただいた次第。現在は米と野菜をかなり広く栽培されていて、お父さんが経営されている採卵養鶏とあわせていわゆる「有畜複合」の有機農場として知られる。

見学して、いろいろと感動したことがある。
が、最も印象に残ったことをひとつだけ。それは、家も田も畑も鶏舎もJRの最寄り駅(特急の停まる今治駅ではないが)からわずか徒歩5分ということ。東京駅なら新幹線を降りて八重洲ブックセンターに行くより近い、まだ地下街から出られずに迷っているうちに、にんにく畑である。なお、営農の詳細はえひめ農林漁業担い手育成公社のサイトに出ています。春の色濃い晴れの日の午前、忙しいなか丁寧に案内していただいた。四季折々に訪ねて勉強させていただけるようお願いし、滞在ジャスト2時間(電車の都合)で辞去。



今日も朝はスーパー出荷と保育園の納品。
その足で電車に乗り、上記の見学。とんぼがえりで昼に戻り、西条市街であれこれの用事を済ませたあと、午後の出荷ぶんを大急ぎで収穫して帰宅。意外と気温が高いので温室(育苗)の風通しを調節してから荷造りし、2時過ぎて遅昼をとる。

10日前に播いた茄子、ピーマン類がようやく発芽し始めた。
踏み込み温床も当初出ていた白いカビが消え、どうにかこうにか温度が安定している。まあなによりも気温自体がずっと高く、極端な夜温の低下がないのが幸いしているのだろう。

明日からも週末にかけて好天が続く予報。
気象用語の定義では「冬」は2月で終わり、明日からは「春」となるらしい。そろそろ初夏が来そうな勢いだが。
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