38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

この葱は、いったい?

2008年03月04日 | 農と暮らしの日記
ぼちぼち取り始めている葱
これまで出荷していた葱はいわゆる「一本太」の長葱だったが、それがそろそろ終わり始めたので、出荷調整しながらこっちの葱を取り始めている。ただ、この葱、何だったのかがわからなくなっている。自分としては分蘖(ぶんけつ)型の晩生葱(おくねぎ)のつもりで苗をとって植えたはず。

しかし、どうもその種の袋にある写真とは姿が違う。
もしかすると、苗床で隣の条にあった他の品種かもしれない。どなたかこの写真に「ピン!」と来たら110番、じゃなくてうちに連絡ください。それによって、もう来週あたりに播く今年の品種をどうするか決めるので。



火曜日、終日降ったりあがったり。
朝いちばんの出荷はいつも通りで、午前中にセットを仕上げて新居浜に配達。戻って午後はすぐ明日ぶんの収穫、調製。

夕方、再び新居浜へ。
秋頃からうちの野菜を少し使っていただいているレストランが、コンセプトの異なる第2店をオープンされるとのことで、それを前にお披露目のパーティにお呼ばれ、である。いちおう、年に何度かしか着ないスーツと何度かしか履かない革靴で。だけど、軽トラ運転するのはいつものスニーカーで。雨の夜道だし。

このレセプション、よかったです。
お店のオープンについてはまたそのときにここでもご案内したいと思いますが(って、わざわざ言わなくても周辺のみなさんはもう情報があると思いますが)、久しぶりに「藤田家族の食卓」とは違う、「おいしい料理」をいただいた。なんかこう、やっぱり「おもてなし」という感じのする品々。「うちのごはん」とは違う。社長さんの話もしみじみと聞いた。いまの(最初の)店に「素材」という意味の名を付けたことで「助けられた」、ということ。たぶんこれは、だから「逃げられない」「ストレート勝負しかない」ということの強さだろう。

そしてまた、出会いもあり。
「あらまあ、こんにちは」という顔なじみの方々や久しぶりにご挨拶する方々、さらに初めてお話しする方々。サラリーマン時代はこういう場が頻繁にあって、名刺がどんどん減っていったものだけれど、いまはなかなか……。やっぱり出て行けば、それなりに得るところがある。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、葉つき中蕪、小松菜、ほうれん草、葱、菜の花、など。
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