38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

幼稚園で、弁当作り。

2006年06月17日 | 農と暮らしの日記
土曜の朝は曇り空。
5時前に田んぼに行く。昨日途中までしか水を入れられなかったので、朝一番でポンプを動かそうと思ったのだが、もう先に使っている方がいる。隣の田んぼのおばあさんだ。「あ、すぐ終わるけん、そっち開けとかんかい。うちが終わったらそっちに流れるようにしとこわい。水も入り過ぎんように見といたげるけん」という言葉に甘え、あとは任せて収穫へ。

今日もグリーンボウルとブロッコリ。
JA水都市には、本店を含めて4店舗に出荷することにする。ブロッコリは生育がどんどん進んでいるので、小さくても仕上がっていると思われるものは残らず採っていく。家に戻ると子どもたちも起きているが、朝食は待ってもらい、薫とともに荷造り。

6時半頃に出荷を終え、7時前に帰宅。
天気予報に反して、雨が降り始めている。食事を済ませてすぐに、再び田んぼへ。水はいい感じで入っており、トラクタで荒かきを再開する。雨が激しくなり、全身びしょ濡れだが、ネクタイ姿で雨に濡れるのとは違って、このうえなく気持ちいい。

9時半にいったん上がり、シャワーをして真の幼稚園へ。
今日は土曜参観と「弁当づくり」のイベント。参観を終えた薫と渚に代わり、イベントには僕が参加。この幼稚園の給食を作っている「ハローランチいけちゃん」の社長以下スタッフがホールに調理器具をセットし、親たちは4班に分かれて「鶏の唐揚げ」「鯖の味噌煮」「おから」「焼きスパ」を調理する。僕は焼きスパ班。要は焼きそばなのだが、麺にパスタを使うと冷めても食感が保たれるのだそうだ。

土曜日ということで、父親の参加も多い。
顔は見かけたことがあるけれど話はしたことがないという方ばかりだったのだが、向こうから声をかけてくださる方が多数おり、遅ればせながらのデビュー? 何年か前に当地に新規就農された方もたまたまいて(お名前は聞いていたが)今度、飲み会があるというので誘ってくださる。

できあがった弁当を真と一緒に教室で食べ、昼過ぎに解散。
雨が激しくなっているが、再び田んぼに戻り、トラクタの続き。しかし、水の入ったところにトラクタをきれいに入れるのは難しい。耕耘した跡が見えないので、耘い残しや、逆にむだな重なりがあるに違いない。4時頃にとりあえず終了し、JA水都市に荷物の引き取りに向かう。

今日の結果は、かなりの苦戦。
本店に出したブロッコリは完売したが、グリーンボウルは残が多い。予想外の悪天ということもあったのかもしれないが、やはり品物がだぶつき気味なのだろう。明日は人手の多い日曜日なので大量出荷をしたいところだが、判断が難しい。

夕食のひと皿に、ピーマン一番果の試食。
まだ味が薄い。そのほかは、グリーンボウルをふんだんに使った料理が複数。おいしいんだけどなー。

明日は終日曇りの予報。
あれこれの果菜の世話をしておきたい。
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