38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ようやく、キャベツ。

2007年01月08日 | 農と暮らしの日記
キャベツがようやく出荷開始。
といっても、まだ大きいのがそろわず、とりあえず個人のみなさんの野菜セットに少しずつ。ひと玉1kgに満たない。8月下旬に播いて9月中旬に定植したもので、本来なら年内どり、しかもこの暖冬だからもう収穫がどんどん進んでいるはず、という作型なのだが、肥料不足なのだろう、ここまでかかってしまった。



今日は毎月恒例の「花薬師」の出店。
朝いちばんのスーパーへの出荷からそのまま会場の大通寺へ。もう骨董屋さんら他のお店の方々は準備を終えているところへ滑り込む。いつもの「おでん&骨董」のお隣にお寺の縁台を借りて据え、野菜を並べる。

それにしても寒い。
気温が上がらないうえに、次第に風が強くなり、お隣でおでんの鍋を温めているストーブに抱きつくように近寄ってもまだ寒い。それでも、ちらほらとお客さんがあり、年賀状で出店を知らせた高校の同級生も立ち寄ってくれるなどしているうちに午後2時を過ぎ、少し早いけれど撤収。



夕方、明日出荷ぶんの野菜を収穫。
寒風にみぞれが混じり、東の空には冬の嵐の虹も出て、荒れ模様の一週間の幕開きを予感させる。足早に家に戻り、白菜入りの湯豆腐に熱燗で温まり、なんとか人心地つく。これからひと月くらいは、寒さが当たり前の季節。食も暮らしも養生を心がけて春の訪れを待ちたい。
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