38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

大根、まびき遅れ。

2006年10月26日 | 農と暮らしの日記
大根が、大変である。
大変なことにしたのは僕。まびきが遅れているのだ。1か所に3~4粒播き、まずは2株にまびいて、その後1本立ちさせるというのが一般的な手順。写真のような太さになっている段階で、そこに2本あってはいけないのだと思う。もっと細くて短いときにまびいてしまうべきところ、あっちをまびき、こっちの草を抜き、あっちはトラクタ、こっちは刈り払い機……とやっているうちにどんどん成長し、ちょっと見ない間にこんなことになってしまっている。

この数日、急いで二度目のまびきを進めているところ。
畑で葉を切り落とし、数本を1袋にまとめて、野菜セットにも入れさせてもらているほか、このところ毎日出荷しているスーパーの地産地消コーナーにも「もったいないので、おすそ分け」とポップを書いて置いている。野菜セットはともかく、スーパーにはもう立派な大根が「98円」とかで並んでいる季節。それでも買ってくださる方がいる。ありがたいことだ。



朝いちばんで、収穫とスーパーの出荷、市内への配達。
その後、宅急便で送る野菜セットの調整と荷造りは薫に任せ、午前中は、さつま芋の収穫。これは自分の畑ではなく青年農業者協議会の活動で、この秋あちこちで焼き芋をするためのもの。6月に植え付けをし、そのときと同じように、福祉施設の方々も応援に駆けつけてくださった。さすがに人海戦術、キャリー50個あまり、軽トラの荷台からあふれるほどのさつま芋を約3時間で掘り上げた。UHFチャンネルの今夕のニュースの取材も来ていたけど、うちにはテレビがないので、見られず。

午後には別の場所で芋の水洗いと続くのだが、僕は昼で早退させていただく。
なにしろ、上の大根である。そして、大変なのは大根だけではないので、しかしもちろん大変なのは僕だけではないのだけれど、焼き芋本番にしっかりと参加できるようにするためにも、自分の畑の面倒もちょっと見させてもらうことにした次第。先日草を刈った畑の片付けをする。トラクタをかけるところまでやりたかったが、時間切れ。

日本シリーズは第5戦でファイターズが勝ち、胴上げ。
札幌、もう一回行きたい。牡蠣がうまかった。マスケン、送ってくれ。(読んでないか。)
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