38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

旅の宿、夜は更けて。

2011年02月17日 | 農と暮らしの日記
枕元の灯で、昭和文学全集。
けっこうなことである。木曜から日付けの変わった夜更けの旅の宿、明朝はゆっくり起きて湯につかり、それから朝食となるわけだからこんなけっこうなことはない。ま、本は開いてみたものの、ちびちびながら5時間も飲んでのあとだからやはり頁はさほど進まずいつしか夢の中である。



木曜、曇り、夜は雨の予報。
朝:6時過ぎからごはん、市街に出て保育園納品とスーパー出荷。
午前:木曜恒例、まずは宅配便のセット荷作りから。
午後:仕上げて次は明朝配達のセット荷造りに移行。明朝スーパー出荷分も合わせて。14時半過ぎあがり。

15時前に軽トラで家を出て、近所のT君を拾う。
市街スーパーに明朝分の繰り上げ出荷してから市役所に集合、15時半出発でこれから広島へ。西条市青年農業者協議会の視察研修である。この協議会では就農直後から仲間に入れてもらい、いろいろ勉強させてもらっているのだけれど、泊りの視察研修は毎日出荷の藤田家族にはハードルが高く、このたび万難を排し、家族の協力も得て初めての参加。というか過日の会議で、「藤田さん、どんな日程だったら参加できるんですか?」と訊かれて「いやぁ、泊りはとにかくまず無理、ありえるとしたら木曜の夕方に出て金曜一日ならなんとか出荷の段取りつけて出てこられるかな……」とこちらから難問仕掛けたのにその通りの日程で決まったものだから、行かないわけにいかない。なわけなので、「けっこうな旅」、の人となったわけである。あとの出荷作業は薫におまかせ。

総勢14人、あと2人の参加予定があったようだけれど季節柄の急病で残念ながらの当日不参加。
貸し切りバスでしまなみ海道を渡ったら日が暮れ、19時前に本日のお宿、「かんぽの郷 庄原(しょうばら)」に到着。すぐに夕食2時間、21時過ぎから温泉に入り、22時頃から若い会員の(宿命です)部屋で二次会、24時過ぎてお開き。部屋に戻れば布団が敷かれてあり、しばしの読書タイム。誰の何とは書かないけれど、読んでみたくなって図書館に行ったら文庫や単行本はなく全集には入っていたので、旅の荷にはやや重いけれどしょうがない、でもこれ、寝床の読書には便利。分厚いから頁を開いたまま手を添えなくても読める。眠り込んでしまっても勝手に閉じるどこまで読んだかわからなくなる心配もない。たぶん25時頃就寝(当然のことながら本日のこの日記は翌日記入)。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、大根、まびき大根、蕪、赤蕪。葉ものはセットにより白菜、小松菜、水菜、ほうれん草から2~3種。
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