38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

新じゃが、小さいけど。

2007年05月30日 | 農と暮らしの日記
新じゃが小芋の「豚じゃが」。
「藤田家族の食卓から」を最近まったく更新していませんが、食卓自体は毎日更新されており(当たり前ですが)、このところはこの「新じゃが小芋」が常連。玉葱はもちろん「藤田家族」産、豚は「ゆうき生協」から。

じゃが芋は男爵。
まだ掘りどきには早いのだけれど、先日の”台風”以降、目立って葉が枯れて消滅しつつある株が増えており、原因不明(というか、ちゃんと調べてないだけ)ながらも、こうなるとこのまま畑に置いておいても芋は大きくならないと思われるので、小さくても仕方がない、虫に食われる前に……ということで少しずつ収穫を始めている。そのなかでもまだ大きめのものは野菜セットなどに入れさせてもらい、残った”コロコロ芋”が自家用になっているという次第。

が、この”コロコロ”がうまい。
野菜全般について、”まだ小さい”段階のが仕上がりの野菜よりうまいことが多い、ということに就農以来この1年と少しですっかり確信するに至ったわけですが、この小芋がまたなんともいえない。皮付きで素揚げに、衣をつけて”そのまんまコロッケ”ふうに、あるいは甘辛く煮付けてもいい。もちろん、ふかして塩だけで……でも十分いける。



昨夜から今朝にかけて、少し雨が降った。
いちおう予報どおり、である。ただし、量が少ない。数日続いてきた朝のさつま芋水やりはさすがに休んだが、畑はもう日の出とともに乾き始めている。

午前中、いつも通りの収穫と出荷。
スーパーには、久しぶりに玉レタスも出す。この春最後の作型で、あまり大きくなっていないけれど(1玉250gで98円というのが多い)長くは畑に置いておけない見込みなので、幸い初夏らしい日が続いてレタス類が売れているのを追い風に、毎日どんどん出していく予定。

今日は野菜セットがないので、午前中から畑に出る。
先日の”台風”で倒れた胡瓜とゴーヤの支柱をようやくいったん片付け、その下敷きになっていた生姜の畝の草を取る(まだ発芽前なので、生姜そのものには影響なし)。ついでに、近くのトマト、枝豆などの除草。

午後、じゃが芋の中耕。
管理機で除草・土寄せを兼ねて畝間を歩く。そこで上記の”葉枯れ”の惨状をあらためて間近で見たので、「小さくてもいいから、とっちゃおう!」ということになり、のべ50mぶんほどを掘り起こした。

日没まで「島にんにく」の収穫。
全体の半分ほどを掘り上げ、しばらくは風乾させながら順次出荷していく予定。普通の(?)にんにくの収穫はもう少し先の見込み。

明日から6月。
週間予報に傘のマークが飛び飛びに現れるようになってきた。しっかりした「梅雨」(というのはもうなくなってしまったのかもしれないけれど)の訪れを期待したい。
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