38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨雲去り、風は秋色、か。

2013年08月27日 | 農と暮らしの日記
雨上がりの畑では、ピーマンが元気。
たくさんの雨が降ると、ピーマンは毎年そのたびに何本か枝が折れてしまう。今回もマイカ線を張って枝を受けるように誘引してあったけれど、やはりそうなった。それでも、その損失を補って余りある恵みの雨となったから、「秋野菜」ともいえるピーマンはこれで勢いづいてほしいところだ。



火曜、3日連続の雨は昨夕に上がり、朝から青空が広がった。
気温は30℃そこそこ、空気も乾いていてまるで秋が来たようだけど、そううまくはいくまい。一日限りの爽やかさか。

午前:先にごはん、7時頃から2度に分けて収穫。
11時過ぎにフジグラン西条にまず出荷。戻って野菜セットの荷作り続きを進め、途中だけど正午過ぎに昼ごはん。
午後:セットを仕上げ、薫が新居浜に配達。
僕はフジグラン西条に追加の出荷。帰宅して、育苗の種播きをまた少し。年内どりの白菜と年越しのブロッコリィと。
今日も水やりは当然不要で、18時頃からは机仕事。



数日前の朝日新聞にドイツの原子力発電に関する記事あり。
脱原発を決めたドイツでは、30年以上前にいったん廃棄物が封じ込められたはずの地下数百メートルの岩塩層に地下水が侵入していることがわかり、いったん地上に取り出す作業が始まっているという。ただ、この廃棄場だけで少なくとも5000億円以上の費用と数十年の時間がかかると見積もられ、しかもそこでは放射能漏れや坑道崩壊などの可能性もあって作業が完了するかどうかわからず、さらに取り出した廃棄物を保管する場所も決まっていないという。

愛媛県の伊方原子力発電所は再稼働への動きが始まっている。
放射性廃棄物は今後何万年にわたり、どこに保管されるのだろうか。何万年にわたって誰がその廃棄物の管理をしていくのだろうか。何万年にわたって誰がその費用を支払うのだろうか。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、玉葱、ピーマン、甘唐辛子(伏見甘長か万願寺)、オクラ、三尺ささげ。葉ものはつるむらさき、モロヘイヤ、空芯菜から2~3種。
セットによってこの他に、茄子、胡瓜など。
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