38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

脱原発、半歩ずつでも。

2012年01月14日 | 農と暮らしの日記
里芋と人参、とても小さいもの。
今夜のごはんはこれを蒸して、辛子醤油で食べた。ま、それだけではなくて、人参と小松菜の焼きそば、ぬくやっこ(温かい豆腐)、それと頂き物の豚まん、それとごはん。この小さい里芋は足の親指くらい、人参は足の人差し指くらいの大きさ。里芋はいわゆる「衣かつぎ向き」よりも小さくて野菜セットには値下げしても入らない。人参は先週の「小&変形込み」で値下げした中に少し混じるぎりぎりの小ささ。



土曜、セット出荷なし。晴れ時々曇り。
子どもたちは試合や練習試合で遠征。薫もその当番で。僕も午前中少し畑に出た後はほぼ終日、机しごとと台所しごと。しながら、上にも書いてある「脱原発世界会議」(パシフィコ横浜で1/14~15)をUSTREAMで視聴。



脱原発世界会議で印象に残ったのは。
福島県有機農業ネットワークのセッションで、二本松市の農家の方の訴え。表土何センチかを取り除けばセシウムを除去できるとする考え方に対してこの方は、その表土何センチかこそが農家のいのち、これまで積み上げてきた豊かな土壌であること、しかも当地の粘土質では土壌がセシウムを固定し、作物に移行する割合は1割ほどであること。それに汚染された土壌をはぎとればそれをまたどこかに保存しなければならなくなること。

だから、このような科学的な見地から農業を続けて行くことが農民的なスタンスであること。
一方で、原発の推進に関わったゼネコンが復興をビジネスの場にしていることは問題であること。これまで農地や水路を守ってきた地域共同体こそが、農民こそが復興の主体でなければならないこと、など。

福島県有機農業ネットワークについてはこちら

もうひとつは瀬戸内海で愛媛と隣接する山口県からの報告。
といえばもちろん、上関原子力発電所計画と闘う祝島のみなさん。リンクうまくはれませんでしたが、これもUSTREAMで見られます。明日も興味深い分科会多数、生中継で見られます。



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