38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

乾いた空気の、6月。

2006年06月01日 | 農と暮らしの日記
今日もまた晴れ。結構なことである。
(本日、気づいたら写真を1枚も撮ってなかったので、文字だけです)

本日の「朝めし前」はサラダ牛蒡の除草。
1時間と少し、今日はひとり、冷んやりとした空気と露を含んだ土の感触を楽しむ。

朝食後、注文品(レタス)の配達と買い物。
買い物はいんげん用の鉄パイプ支柱とスイートコーンの種。5mほどの直管パイプも軽トラに乗せての帰路はやや緊張。そういえば昨日あたりだろうか、ようやく1,000kmを超えた。朝のうちにトラクタで荒起こし。ここには調理用トマトを植え付ける予定。

昼食を挟み、暑いさなかに支柱立て。
数日前に1セットは組み終えて胡瓜とゴーヤを定植済みで、今日のは2組めなので、少しは作業が早い。両肩の直管パイプ取り付けだけは薫の手伝いを得て完成させる。その脇で真が瀕死の薩摩芋苗に如雨露で水やり(渚はとっとと友達の家に遊びに行ってしまって、手伝いなんかしやしない)。

隣の麦畑ではコンバインで刈りとり作業が順調に進んでいる。
休憩中のおじさんに尋ねると、天候不順で生育が遅れたものの、5月の長雨で刈りとり自体も遅れ、最後はまあまあ辻褄が合った感じだという。

「朝めし前」があれば「晩めし後」もあり。
この数日は翌日配達分のこさえものもないので、家族そろっての夕食のあと、明るさの残っている1時間ほど、機械を使わない作業をしている。今日はピーマンの支柱立てと誘引。

自転車に100本結束のイボ竹を載せて畑に行く。
次第に手元が暗くなってくるが、明るい頃から続けていると、暗さはさほど気にならない。ましてや草取りなどと違って、こういう単純作業は見えなくてもできるくらいのもんなので(作物を観察する機会は逸することになるけれど)、晩めし後にはぴったりだ。

午後8時前に作業終了。
周囲の田んぼからは蛙の大合唱。薄曇りの白い空を写してほの明るいその水面ごしに、市街地の明かりが美しい。

そろそろ雨が近づいてきただろうか。
明日はまた少し種播きをしたいところ。
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2 コメント

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Unknown (JAです!)
2006-06-02 17:05:13
JAの萩尾です。こんにちは!

先日はお世話になりました。

沢山お話が聞けてとても嬉しかったです。

早速ブログ見させていただいています。

それと同時に、新聞記事のほうも頑張って

書いています。

記事を書くのは初めてなので、

なかなかうまく書けなくて悪戦苦闘です。

色々質問させていただきたいこともあるのでまたメールさせてもらいます。お願いします。

この間おっしゃっていた、農業新聞の件ですが、

過去の新聞ならお譲りできる、とのことです!

農業新聞は是非読んでいただきたいです!

沢山撮らせていただいたお写真は、現像出来たら

お持ちいたしますのでお待ちくださいね!



それではまた!
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Unknown (藤田敏)
2006-06-02 22:04:58
ご連絡ありがとうございます。

ご覧いただいた通り、手が回っておらず、農業の先輩方にはとてもお見せできるような状況ではなく心苦しいところですが、季節季節で畑の様子は変わっていきますので、ぜひまたお立ち寄りください。記事、楽しみにしています。
返信する

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