38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

快晴、午後は地域審議会。

2011年11月24日 | 農と暮らしの日記
小松菜の収穫はいまこんな感じで。
畑の都合で畝幅が狭かったから3条播き(普通は4条播き)になっていて、毎朝、必要な量を「3条×何メートルぶん」と決めて採る。いまはだいたい1条×1mで1kgになるので、10kg必要なら3条×3mちょっとを採って帰る。写真のように適当な量を軍手でつかんで根ごと引き抜き、自分の長靴なんかにぽんぽんと打ちつけて畝の上に土を払い落としたうえで鋏で根を切り落とす。土のほとんどついていない小松菜をキャリーに詰めて持ち帰れば、そのあとの荷造りも楽々。



木曜、野菜セットは宅配便のみ。ほぼ終日の晴れ。
午前:7時頃から収穫2時間ほど。戻ってセットの荷作り。

午後:仕上げと発送は薫に任せて13時過ぎに家を出る。
13時半から市役所で旧西条地区の地域審議会。何度か書いているように青年農業者の会長であることからのお務めで。今回もまた、前回以降に予算化された新市建設関係の事業の説明を受けてそれに対する意見を述べるという会。

今日出た主な質問や意見は次のとおり。
・東消防署の支所と休日夜間の救急センターがが橘地区にできることについて。
・新庁舎が旧西条地区にできることについて、他地区への説明が十分であるのかについて。
・大地震で想定される津波や液状化への対策について。
・負けん気の強い子どもを育てる教育について。
・旧道沿いで老朽家屋の屋根瓦に危険な箇所があることについて。
・鳥獣害は対症療法ではなく先手のモニタリングなどが有効であることについて。
・合併後の文化施設の統一的な運営について。
・地域審議会の在り方として、市内全域の全体会を行うことの必要性について。
・同じく、予算化前の段階で事業の内容について検討する機能を持たせることについて。
・国の事業による「ふるさと雇用」が3年間で終了することについて。
・中学生を毎年30人海外派遣する事業について。
・不法投棄が増えており、放置すれば次々に投棄が増えることについて。
・紺屋町商店街の再開発の現状と隣接するアオイロードの拡幅等について。
・耕作放棄地や廃屋などの改善の方法について。
……など。

僕からは、新たな事業として説明のあった旧体育館の撤去等について質問した。
西条市の旧体育館(いわゆる鷹丸の体育館)は解体撤去が決まったそうだが、著名な建築家の作品であるので何らかのかたちでその記録を残す必要があるのではないかということと、その跡地の「イベント広場等として活用」について詳しく聞きたいという質問。体育館についてはその歴史的価値は認めているということと、跡地については現在、ワークショップ等で活用方法が議論されているとの説明があった。

審議会は1時間半ほどで終了。
会が終わって窓から写真を一枚撮影。先ほども話題に出た「アオイロード」の方面を改めて眺めてみる。

市街に出たついでに児童館へ。
真が昨日遊びに行って水筒を忘れてきたというので。預かってくださっていたのを受け取り、そしてその隣にあるのが上に書いた旧体育館なので、解体される前にとしっかり眺め、写真も撮った。

帰宅して、以降は作業場まわりの仕事。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、人参、抜き大根、小松菜、大根葉、リーフレタス、ロメインレタス。
他にセットによって、春菊、赤蕪まびき菜、キャベツ。
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