38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

お盆も猛暑、西条37.8℃。

2020年08月14日 | 農と暮らしの日記
庭先の育苗スペース。
ちょっと播き遅れた一番手のキャベツも、あと1週間ほどで定植適期か。
こんな高温・乾燥ではまったく植える気にならないけど……。

南向きなので、午前中だけよしずをたたんで日光を当てる。
午後はこんな感じで日よけ状態。全体的にひ弱な感じの苗になるけど、この季節は仕方ないかな。
植える前には何日か強い光に当てて、世の中の厳しさを教えてやる。



畑のお供は専ら携帯ラジオ。
軽トラにもAMラジオしかついていないので、そのときにやっている番組を強制的に聴く感じになるのだけど、きょう、「夏の昼下がり、冷房の効いた部屋でお気に入りのジャズ」という奇跡的な状況になった。

午前中に畑で草刈りやら何やらで汗だく運転の帰宅途中。
たぶん特番だと思うが、Herbie HancockのDOLPHIN DANCEがかかったのでボリュームを上げ、窓を閉めてエアコンにした。

庭先での荷造り作業や育苗のときは、たまにスマホでもラジオを聴く。
家のWi-Fiが使えるので、NHKらじるらじるの「聞き逃し」もよく聴く。

例えば、「ラジオアーカイブ 声でつづる昭和人物史」。木曜に育苗スペースを整理するときに聴いたのは、田中角栄の昭和48年のインタビュー。

また、「カルチャーラジオ 科学と人間」もおもしろい。
ふだん本で読むことはまずないジャンルの自然科学や芸術の話でも、人の話を聞くスタイルなら楽しい。

ラジオの放送では第6回まで進んでいる「海の哺乳類の進化と生態」(国立科学博物館研究主幹・田島木綿子氏)もいまなら第1回から聴くことができる。
胎盤の様子からその動物の母子の関係がわかるという話では、人間に難産が多いのは胎盤を通じた母子の関係が強固だからで、また、難産であっても母子を取り巻く環境が安定している(外敵が少ない)ことも関係しているという。

こんな話を聴きながらでも、この仕事は前に進む。

<最近のいとまちマルシェとフジグラン西条>
ゴーヤー、赤毛瓜、オクラ、つるむらさき、空心菜、モロヘイヤ、大葉、ローズマリー、ホーリーバジル花芽など。
<最近の野菜セットの例>
茄子、ピーマン、胡瓜、ゴーヤー、赤毛瓜、オクラ、夏の葉物(つるむらさき、空心菜、モロヘイヤから1~2点)。



日記は2日分まとめて。

8/13、木曜。朝は薄曇り、のち晴れ時々薄曇り。
朝は、5時半頃から7時頃まで収穫。
午前は、荷造り、8時前後にいとまちマルシェとフジグラン西条に出荷。
9時頃から草刈り1時間、11時頃いとまちマルシェ追加出荷。
午後は、机仕事、育苗スペースの整理、台所仕事。

朝の食卓は、パン、トマト、胡瓜、チーズ、ツナマヨ。
昼の食卓は、南瓜と三尺ささげ煮の残り、ゴーヤー若布ちりめんじゃこ酢の物、炒り玉子。
夜の食卓は、大阪の海は悲しい色やね鰻丼、ゴーヤ若布ちりめんじゃこ酢の物、空心菜とトマトの酢バター炒め。

8/14、金曜。ほぼ終日の快晴。観測地点「西条市」で史上最高の37.8℃。
朝は、6時から収穫1時間ほど。
午前は、荷造りして8時前後にいとまちマルシェとフジグラン西条に出荷。
草刈り、終わった夏野菜の支柱など順次片付け、正午まで。
午後は、野菜セットの荷造り、出荷。14時頃から市街へ、図書館、実家にお盆のお供え。
庭先で育苗の種播き。畑で19時過ぎまで水やり(茄子、ピーマン、モロヘイヤ)。

朝の食卓は、パン、トマト、胡瓜、ツナマヨ。
昼の食卓は、熊本の自然栽培小麦の乾麺で冷やしうどん、おにぎり。
夜の食卓は、ごはん、鯛の刺身、小海老の酒蒸し、オクラとトマトのサラダ、南瓜ゆで玉子サラダ、黒ごま豆腐で冷奴。
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