38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

台風13号、最接近。

2006年09月17日 | 農と暮らしの日記
寒冷紗のトンネルの中で育つキャベツ(左)と白菜(右)の苗。
本葉が4~5枚になってきているので、そろそろ定植のことを考えなければいけないのだけれど、今日はいよいよ台風13号が接近している。

昼前になってようやく雨が降り始める。
しかし、すぐにやんで、さらにはまた陽が射したりと、メディアの気象情報がなければ、とても台風接近という状況とは気づかない雰囲気。それらしい風もほとんど吹かない。

明日出荷予定の野菜セットを前倒しで出荷。
暴風雨の中、または直後の収穫では品質が著しく劣化している可能性が高いので。お客さんたちに電話で連絡すると快諾してくださり、ありがたい限り。

こういう日程変更はあくまでも例外中の例外。
毎日朝から晩まで家か近くにいる生活をしていると、たいして気に留めなくなってしまうのだけれど、宅急便ひとつ受け取るという予定が変更になるというのは、あれやこれや面倒なことがあるものだ。ましてや生鮮品だから、受け取ってからの保存や調理まで考えると、こうした変更は基本的にしないのが生産者の務めと思う。

さて、今日は日曜で、市内の僕の実家に行く予定になっている。
家族そろって実家で昼食をとり、その後、僕だけ家に戻って台風の備えをし、また、少しだけ葉ものの種を播く(育苗)。その間も雨は降ってはやみ、また陽が射しという具合で、ラジオから流れる気象情報や九州各地からのレポートと目の前の様子とのギャップに首を傾げるばかり。

夕方、再び実家へ。
9月末に定植予定のにんにく2種類を持っていき、子どもたちの遊ぶ横で一片ずつにばらしていく。その個数を数え、適当に購入した計3kgがどれほどの面積を必要とするのかをざっと計算すると、20mほどの畝1つに収まるかどうかというところ。予定では来年6月ごろに収穫、ひと月ほど乾燥させて夏に出荷開始。となれば、やはりトマトをもっともっとしっかりと作らなければ。そうだ、鰹も旨い。夏が終わったばかりというのに、もう次の夏が待ち遠しい。

実家ではテレビがつけっ放し。
大相撲秋場所は中日で、結びの一番は愛媛出身(旧野村町)の玉春日が朝青龍にあっさりと破れる。まあ、まともにぶつかって怪我でもしたら大変ではあるが、先場所11勝4敗、通算金星7個の”ベテラン”はこれで初日から白星なしの8連敗。

代わって柔道ワールドカップ世界国別団体戦も観戦。
こちらは準々決勝のロシア戦に西条北中出身の宇高菜絵(帝京大)が出場、みごと一本勝ちで準決勝進出に弾みをつけた。が、そのあと見なかったそのフランス戦は日本が4連敗し、結局3位に終わったそうだ。

夜も更けて帰宅し、ようやく雨と風が強くなる。
今夜はラジオの台風情報とともに眠る。
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