38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

葱の、というか風の話。

2019年02月08日 | 農と暮らしの日記
蕪(かぶ)、いろいろ。
葉はだいぶん傷んできたのと、どうも抽苔の兆しが現れてきたのとで、切り落として出荷。
茎の部分は彩りに使っていただける場合もあるので、少し残して。



水曜は前夜からの本降りの雨が朝まで。のち曇り。
木曜はそのまま曇り、のちときどき晴れ、午後はまた曇って夕方からまた雨。
雨の間隔が短いのは春の兆しか、そうでもないのか。

水曜は市街出荷ののち、ほぼ机仕事と用事の外出、育苗の管理など。
木曜は市街出荷、収穫、宅配便の荷造り、のち明日出荷分の荷造り。



NHKの「サラメシ」で、深谷葱農家の昼ごはんが登場した様子。
その農家さんの葱栽培の工夫のひとつとして、“企業秘密”である収穫時期の台風への備えをばらしてくれたのが、葱を密植せず風が間を抜けるように株間を広くとるというものだそうだ。何せ一本葱は真っすぐであることが商品価値の大きな要素なので。
なんとなくイメージできます?

この話を晩ごはんのときに家族にしたところ。
薫も真も納得しない。葱1本が受ける風の量というか空気の圧力?は密植だろうが疎植だろうが変わらないだろうと。
そう言われてしまうと、それが正しい気もしてくる。

いや、間隔の開き方の「程度」問題なら、そうかもしれないけど。
太葱がぎっしり詰まってずらりと仕上がっている畝に台風の横風が吹き付けたら、整列した葱が壁のようになって風の逃げ場がなく、空気のかたまりをまるごと受け止める感じになって、やっぱり倒れやすく(曲がりやすく)なるのでは。

木の杭をすき間なく打ち込むと考える。
ぽつんぽつんと間を空けて打ち込んである杭より、びっしり並べて打ち込んであるほうが風を受けやすい感じがしません? 
丸杭と角杭で違うかも?

科学で考えれば答えは1つなのでしょうが。
夫婦とも文系、息子いまのところ文系クラス。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬の海、絵とコーヒー。 | トップ | 白菜、演劇、シカ食害。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

農と暮らしの日記」カテゴリの最新記事