38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

春菊は、冬の鍋だけ?

2006年05月19日 | 農と暮らしの日記
JA直売所の出荷品目のなかで、好不調の波があるのが春菊だ。
3月に播いたものがここへ来てようやく大きくなってきたので、摘み取ったり間引きした柔らかいのを160~200g、80~100円で出しているが、まったく売れない日がある。確かに旬は「鍋」の冬なのかもしれないが、僕の感覚では文字通り春の香り。白和え(写真)やおひたしにするとおいしいのに、もったいないなあ。

雨の合間を縫って里芋の除草。
3月末に植えたもので、芽を出したばかりの里芋が草に守られているという感じだったが、この辺りで一度草をとっておかないと、たぶん大変なことになりそうなので。午後は雨の温室で、ゴーヤなどの移植。
小さな苗でもゴーヤはゴーヤの、胡瓜は胡瓜の匂いがちゃんとする。茄子の匂いは、わからないが。

夜は市街で青年農業者の年次総会。
名簿の末尾に記された僕の名前。併記されている生年月日はけっして「新し」くはないけれど、新人。よろしくお願いします。懇親会で兄の小中学校時代の同級生にたまたま会う。誕生会に僕もなぜだかついていった記憶があり、その農家らしい佇まいは、非農家出身の自分にとって「農の原風景」の一つかもしれない。

帰路の自転車、雨は上がっているが、明日もまだ降る予報。
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