38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

稲刈り2日目、順調に。

2009年10月11日 | 農と暮らしの日記
今日はほぼこんなところまで進んだ。
稲刈り2日目、午後から、田植えにも来てくださったお隣り新居浜市のKさん親子3人が援農に来てくださり、3時間半ほどみっちりと作業。バインダーで昨日の続きの稲を刈り、稲木を組むところまでは僕と薫で済ませ、あとはこの4人で稲束を稲木に掛ける作業。

しかし、昨日同様、バインダーの調子は悪い。
機械が結束してくれる率が半分くらいなので、ばらばらのまま放り出された稲を去年の稲わらで結える作業を人力でしながらなので、かなり効率が悪い。それでも、18時頃、日没に合わせて今日の作業を終了。株数で概算してみたら、残っている稲は25列ぶんであるのに対して、刈り済みは70列。ということは、あと4分の1というほどではないけど、3分の1よりはかなり少ない。明日中になんとかなりそうな明るい展望が開けた。



3連休の中日、日曜。予報通り朝から晴れ。渚は練習試合。
朝:6時から収穫、野菜セットづくり。日曜は本来、セットの出荷がない日だけれど、3連休で明日の月曜が体育の日、こういう“旗日”は宅配便の「早出し便」(その日の集荷終了を待たず、昼頃に先発で西条を出発するトラック)がないので火曜日の首都圏午前着に間に合わない。最近は月曜が旗日になることがとても多く、日曜のセット出荷もわりと多い。

午前:8~10時は町内の一斉清掃。
夏の清掃は主に水路の掃除だったが、今日は秋祭りを前に、町内の主だった道路の草削り、それと集会所周辺の清掃。真も前半は同行して、アスファルトと用水際のコンクリートとの間に力強く生える草を削ってくれた。パン2つとジュース2本をもらって解散。

帰宅し、野菜セットの仕上げ。
箱詰めをして、ちょっと早いけど、昼ごはん。

午後:冒頭の稲刈り再開。
ほどなくKさんたちが到着して合同作業。大人たちが作業しているあいだ、KさんちのRくんとうちの真は泥だんごつくったり蛙を捕まえたり、なんやかんやで機嫌よく遊んでくれている。手伝ってくれなくても、勝手にこうやって遊んでくれているだけで仕事がかなりはかどる。18時すぎ終了、あがり。



太鼓台が組み上がったらしい。
田んぼまで響いてくる太鼓の音が稲刈りを応援してくれるような感じ。欲を言えば、太鼓台が田んぼまで来てくれて、その若い人たちがみんなで稲刈りを手伝ってくれたらとてもありがたいけど、寝ているあいだの夢でもそんな調子のいい話はめったにないので、音だけでもありがたいということで。



<本日の野菜セット>例
ピーマン、辛い唐辛子、オクラ、つるむらさき、空芯菜、小人参、里芋、さつま芋、などから。
※茄子のないセットは久しぶり。7月から入り始めてずっとセットの筆頭野菜(伝票のいちばん上の段に書くというだけだけど)だったのだが、10月に入って収量が目に見えて落ちている。本来なら11月の頭までとれるはず。急な寒さのせいか、追肥が利いていないのか。
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