38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

蕪と大根の、現在。

2007年11月21日 | 農と暮らしの日記
手前が蕪、奥が大根。
蕪はほぼまびき収穫が終わり、そろそろ大きなものから順に取り始めている。温州みかんくらいの大きさ。予定ではもう少し小さな”小蕪”(ピンポン玉くらい)のをどんどん出荷するつもりだったのだけれど、まびいているうちに大きいものはどんどん大きくなってしまった。といっても、大きい蕪のほうが一般的には歓迎されるようだし、こちらの手間も少なくて済む。でも、葉も柔らかく食べられ、蕪も丸い形を生かして調理できる小蕪のほうが、僕は好き。

大根は二度目のまびきが進行中。
すでに1本立ちになったものと、まだ2本残るものとかある。2度目のまびきをどの段階でするかはなかなか難しい。この畑のは、大根の部分が直径3cm、長さ15cmくらい。これだとどうも、食べるのが前提の「まびき大根」としては中途半端なようだ。大根の部分はいずれにしてもまだ本調子じゃないので、葉が柔らかくおいしく食べられる段階のほうがいいらしい。2本のまま最後まで残すというやり方もあるらしく、それは収量や手間のことを考えると魅力的だが、1本はどれくらいの大きさになるのだろう。



水曜の今朝は6時半から出荷準備。
朝食後に保育園給食とスーパー出荷に出て、戻って今日は「職場販売」の準備。市内のある事業所で昼食時間帯に店を出すというもので初体験。毎月恒例の「五日市」を小さくしたような内容にしてみた。声を掛けての客寄せができるので、毎週別の職場で行っている「職場”置き売り”」よりは多め。

昼の1時間強、店を広げて、まずまずの反応。
仕事が終わっての帰り際のほうが野菜は買いやすいと思うけれど、この時間帯でも立ち寄ってあれこれ買い求めてくださる方も多く、また、「市内の有機菜園」の存在をPRすることもできたので、何らかのかたちで継続したいところ。

戻って遅昼は蕪と赤蕪のまびき菜のスパゲティ。
「まびき菜のスパゲティ」は藤田家族の食卓の定番。定番といいながら、具のまびき菜はどんどん変わる。それがまたいい。



午後、さつま芋の収穫の続き。
今日は黄金千貫(こがねせんがん)を掘り終えた。皮も肉も白いこの芋は焼酎にも使われるそうだが、天ぷらがとてもおいしい。もともとの性質か、とにかく大きいのがとれる。今年は1列約40mでおよそ200kgにはなったのではないだろうか。さつま芋の一般的な収量としてどうなのかよくわからないけれど、うちの菜園としては破格である。ただ、でかすぎるのが多い。かぼちゃじゃないんだから……。

作業中、また不意の雨。
本降りにならないのが幸いだが、さつま芋の収穫は乾いた晴天の日が理想なので、初霜を前に余裕のない芋掘りには迷惑な空模様だ。日没前後に、明朝出荷ぶんの野菜収穫を少し。
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