38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

降った、乾いた、播いた。

2015年03月14日 | 農と暮らしの日記
朝のうち降った雨が上がったので、午後から種を播いた。
雨のあとはたいていトラクタが使えないのだけれど、きょうの雨はほどほどの量であったこと、気温が高めだったことから、畑は思いのほか早く乾いてきた。きょうの雨を見越して、きのうのうちに急いでじゃが芋を植えたが、思いがけずきょうも種を播くことができ、かなり得した気分だ。

小松菜と大阪しろ菜、大根、そして人参。
いずれもこの春の初めてトンネルなしの露地播き。播いたあと、保温と強雨除けに不織布をべた掛けした。

トラクタは使えたけれど、畑の乾き方はぎりぎりの状態だった。
写真ではわかりづらいかもしれないけれど、この畝は真ん中の足跡を境に、左右2本の畝に分けてある(つもり)。本来はこの足跡のところに溝切りと土揚げのために管理機を走らせるのだが、きょうの土でそれをやると、畑の深い部分の湿った土がゴロゴロと跳ね上がってくる。それをレーキで均しても、畝の上は具だくさんのピザのようになって種を播くどころではなくなる。

そこで、きょうは変則的に2畝ワンセットにした。
2畝分の2メートル半ほどの幅で管理機で畝立てしておき、その畝を崩さないようにトラクタで1往復して2列分の幅の畝を仕上げる。こうすれば、トラクタのロータリ耕で平らになった表面がそのまま播き床になる。もとが水田でなく畝立ての必要がない関東の畑などではこれが当たり前のことだけれど、田を畑に使う場合は畝立ての手間がかかり、さらに土の状態によってはこのように作業が制約される。

とにもかくにも、だけれど播けてよかった。
きょう播けなければ、あすはまた雨予報、この先1週間も傘マーク続出なので。



土曜、未明から朝のうち雨。昼前から曇り、午後は晴れ。
朝ごはんは、キャベツとツナと玉葱の炒め煮、大根の味噌汁。

午前:雨なので机仕事、苗の世話、市街で用事あれこれ。
昼ごはんは、圧力鍋で炊いた小鰯の梅煮の味見。

午後:机仕事を1時間ほど、外が明るいので畑の様子を見にいく。
少し乾いてきているので、里芋を収穫したあと取って返し、種播き一式持って戻る。
あれこれ播いて、不織布べた掛けまでして日没、18時半に帰宅。

晩ごはんは、いか刺身、明太子スパゲティ、里芋とさつま芋の筑前煮風、小鰯のほろほろ梅煮。



北陸新幹線が本日開業。
終着の金沢の名がしきりに呼ばれるなか、途中の富山は報道が少なめか。福井への延伸はまだこれから。
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