38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

松山、総代会、講演会。

2011年06月26日 | 農と暮らしの日記
今日からしばらくは携帯電話で撮った写真。
カメラが壊れたので。修理に出すかどうか、とりあえず週明けの明日にでもメーカーに電話してみようと思う。



で、今日の写真はいわゆる「固定種」専門、埼玉・飯能の野口種苗の種。
藤田家族でも一部ではあるけれど、この「固定種」の野菜を栽培している。固定種というのは「普通に採れば普通に採れる種」のことで、それをわざわざ固定種と呼ばなければいけないほうがおかしいのだけれど、いま国内で流通している野菜のほとんどはこの固定種ではなく、よく耳にする「F1」(エフワン、またはハイブリッド)という人工交配によるもの。いわゆる「かけ合わせ」で、両親それぞれの「よさ」を受け継ぐ子どもを人工的に交配して生みだす技術である。F1の種から育った野菜は、そのまま畑に置いておいて花を咲かせ、そこから種をとっても、交配だから今年できた野菜の姿ではなく、かけ合わせ前の「親」の正体がそこに現れる。ということは、種を採る意味がない。大手メーカーの種や近所の種屋さんに並んでいる種はほとんどがF1で、だからその反対の「固定種」を扱う野口種苗は特別な存在ということになる。

この野口種苗の社長、野口勲さんの講演が松山であった。
それは今日の午後からのことで、午前中は「ゆうき生協」の総代会。午後もこのゆうき生協の行事が続いたのだけれど、野口さんの話は直接聞きたいと思っていたので午後からはそちらに行ってきたというわけ。主催は「まほろば」、冬には奇跡のリンゴの木村さんを招いての講演会も行い、愛媛における農業の新しい風、という存在だと思われる。



日曜、昨夜も大雨が降り続き、今朝になってもやまない。
朝:6時頃から田んぼの畦の手直し。畑に出てズッキーニなどの収穫、戻ってごはん。
午前:8時過ぎから新居浜のSさんに同乗させていただき、ゆうき生協の総代会、松山の会場へ。
10時前に会場の林業会館に到着、12時半頃に議事終了。

午後:昼は食肉の「まぁの」さんの試食会、午後からその講演会が予定されているのだけれど、僕は午前中で辞去。
上記の野口勲さんの講演会がコミュニティセンターであり、そちらに移動。13時から講演。16時前、終了少し前に退席し、帰路もまたSさんに拾ってもらって西条へ。途中、JA周桑の直売所「周ちゃん広場」に寄り、17時半の閉店直前だったので急いで少し買い物。18時過ぎ帰宅。
Sさん、今年もお世話になりました、ありがとうございました。

渚は今日、授業参観で登校日。
薫は小麦の選別で忙しく、真は珍しくバレーボールの練習が休みで暇を持て余し、藤田家族4者4様の日曜日。19時頃から晩ごはん。



西条は今日もほぼ終日降っていたらしい。
松山は降らず、時折日も差す、明るい曇り空だった。明日もまた傘マークが付いて、そのあと火曜頃からは曇り、そして晴れとなる週間予報、となると「梅雨明け」?ということが頭をかすめるけれど、まだ夏本番にはなってほしくない。雨はそろそろもう休んでもらってもいいけれど、去年のようなあの暑さがもう始まるというのは、ちょっとまだ勘弁してほしい。
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