38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

就農3か月、初出荷。

2006年05月12日 | 農と暮らしの日記
陽射しの眩しい爽やかな朝。

朝食後に軽トラで配達に出る。
就農して3か月、初めて頂いた注文品「ほうれん草9kg」を荷台に乗せ、幹線には通勤の自動車、路地には集団登校の小学生や自転車通学の中学生の多いこの時間帯の運転も初めてで、やや緊張する。

午前中、人参の間引き。
今日出荷したほうれん草と同じく3月上旬に播いたものだが、こちらの生育はのんびり。全体的に薄播きになってしまっており、始めてみると間引きの必要な箇所はさほどない。収穫は7月頃の予定。

午後、葱やニラの苗の除草。
いくつかの畑に分けてある苗床の草を引いていると、隣り合った畑でも土の質がまったく異なることに気づく。同じ草でも根の張り方に差があり、先端まで切れずにすっと抜けるところは苗の生育もいいように思う。……けれど、結果的に丈夫な苗に育つかどうか。夏に移植し、葱はこの冬、ニラは来春(だったかな?)の収穫まで先は長い。

夕食に戻ると、今朝の配達先からファックスあり。
「次回も楽しみにしています」の言葉に感謝し、ささやかな乾杯。食卓には昼間の人参まびき菜が登場。シラスと炒めた常備菜で、独特の香りがたまらない。

明日はまた一日雨の予報。
降り始める前に少しでも畑に出られるといいのだけれど……。
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1 コメント

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祝!初出荷 (コバヤシ)
2006-05-15 12:40:27
初出荷、おめでとうございます!



単に、「作った」だけではなく、買ってもらたと言うのは

ひとしおでしょうね。



家庭菜園などではなく、プロとしてやっていかれるのは、

大変だと思いますが、お客さんがたくさん付かれることをお祈りしています。
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