38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

台風と花火大会。

2006年08月17日 | 農と暮らしの日記
未明から、ときおり雨が落ちてくる。
台風10号が予報通り接近してきたため。本当に久しぶりの雨だ。

午前中、まだ本降りになる前に出荷は完了。
薫と子どもたちは”ひとり旅のお客さん”を松山空港まで見送りに出かけた。

午後、大雨ではないけれど、しばらくは降り続く感じの雨になる。
暴風域がないとはいえ一応台風なので、家のまわりの整理をする。ビニルハウスを閉め、納屋まわりの雨対策、風対策。その後、久しぶりに日中のデスクワーク。秋冬ものの育苗や播種の計画が遅れに遅れていたので、簡単にメモをまとめておく。

今夜は、市民納涼花火大会。
パンフレットにはこうある。「天正13年(1585年)豊臣秀吉の四国進攻に際し小早川隆景がその命を受けた合戦に於て禎祥寺(通称、喜多川の観音さん)の僧林瑞和尚外地方の豪族ことごとく西条市の野々市ヶ原で戦死した。その人々の霊を慰めるため、その翌年の新盆7月17日に送り火として花火を打ち上げた事に始まり、400余年の伝統を誇って居ります」。

しかし、この天気である。
雨天順延だが翌日も予報は雨。主催者の判断が難しいところだが、午後2時、「予定通り行います」の告知が出された。yahoo!の天気予報で見る限り、雨は明日まで降り続くことになっているので、僕にはとてもこんな判断はできない。が、これだけの大イベントを主催する方々にはそれなりの情報があるのだろう。

夕方から見事に雨はあがった。
そして、僕の見る限りでは20~21時の花火が上がっている最中に、雨というほどの雨は落ちてこなかった。

この花火大会を、僕たちは実家で観た。
僕にとってはたぶん20年ぶり、家族にとっては初めて。実家は打ち上げ場所から至近の距離にあり、窓枠や庇(ひさし)が邪魔になって、大きな花火は全体が見えないくらいである(というのが要するに自慢の種なのである。ほかには台風でダムを放流する警報のサイレンを聞き逃す心配がないとか、鉄橋を渡る電車の音が目覚まし時計代わり、という自慢もある)。

台風は九州を縦断する模様。
明日の金曜日も一日中降り続く予報。
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