38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

春分、寒さ去る。

2007年03月21日 | 農と暮らしの日記
晴れ続きなので、あちこちの畑を耕耘。
いまトラクタが入っているのが白菜の畝で、ここは7割くらいを普通の白菜として出荷することができ、あと1割は、中のほうでトウの立ち始めたのを「白菜春菜」、じゅうぶんに巻かないうちに花が出てきたのを「花白菜」として、いずれも主に野菜セットに入れさせてもらった。だから、写真のように、その跡がわりとすっきりしている。

トラクタの右手はまだ収穫中のキャベツ。
さらに右端が6月頃に収穫予定のにんにく。左のほうにまだマルチをはってあるのは、出荷中のサニーレタスとレタスの畝。前方、道の向こうの緑はよその方の麦畑で、ちらほら穂が出始めている。



今日も朝から午前中は出荷、収穫、また出荷。
東京では桜が開花したそうで、こちらでも「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、しばらく続いた「寒の戻り」も去り、陽射しが強く、動いているとTシャツでいいくらい。

この晴天続きと乾燥のせいで、水やりが忙しい。
いまの時期に畑に水をやりにいくことなど思ってもみなかったが(去年の3月は雨が多かった)、ちょうど芽を出し始めた人参や植えたばかりのキャベツ、レタス類が水を欲しがっているようなので。週末に予報されている雨がしっかり降ってくれればいいのだけれど。

草が勢いを増し始めた。
2月末ごろに畑が一瞬、緑を失ったときがあり、草取りに追われた就農一年目を思わず感慨深く振り返ったのだが、それは束の間の幻だったようだ。スギナ、ヨモギも「お帰りなさい」という感じ。

明日は朝から気温が上がる予報。
雨の前にしておきたいことが山積み。
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