38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

今年は、秋刀魚を食べない。

2017年10月19日 | 農と暮らしの日記
秋じゃが(秋植えじゃが芋)の現在(数日前)。
9/25に植え、発芽がほぼ揃うのと、その間の雨で湿った土がほどほどに乾くのを待って、晴れの特異日10/10に畝肌を小さいレーキと三角ホーで中耕した。

いま考えると、このときに作業しておいてよかった。
この2日後、10/12未明からきょう10/19まで8日連続の雨(もちろん降りっぱなしではないけど)。この先も10/23の月曜頃までは予報に傘マークが並んでいる。

秋じゃがの品種はデジマ。
ニシユタカも植えていた時期もあったけど、春じゃがの季節と違って里芋やさつま芋もあるから、あれこれ品種を広げなくてもいいかなと。今回のような中耕や収穫など、作業の時期がばらけると手間も増えるので。

と、いいつつ。
今年はデジマ以外に、男爵、メイクイン、キタアカリも1列ずつ植えてある。いずれも春じゃがの在庫から芽が出始めた小さいのを選んで種芋にした。メイクインとキタアカリはデジマより少しだけ遅れて発芽したが、男爵はかなり遅れて、いまようやく全体の半分くらいで芽が少し出てきたところ。
植える前の種芋はどれも芽が伸び始めていたから時間の問題だろう。

ただし、この秋は気温が低いのが気になる。
適期の9月中旬に大雨、台風が続いて植え付けがやや遅れたのでその後の高温に期待していたのに、このあたりでも11月中下旬並み、東京のほうでは12月の気温という異常な低温だから、この秋じゃがに限らず、秋冬野菜の生育は日本中で遅れているのではないだろうか。

せめて、週末から週明けに日本接近が予想される台風21号はできるだけ静かに過ぎていってほしい。
衆院選挙への影響も報道されているが、僕は15日に期日前投票済み。



18(水)は曇りのち午後は雨、19(木)は雨のち昼ごろからほぼ曇り。
今年の西条祭りは雨に始まり雨に終わった。そして、18までの新居浜祭り(太鼓台)も最後まで雨。本当に、10月にここまで雨が続くのは珍しい。

水曜、雨なので翌日(きょう)出荷予定の野菜を早めに収穫して荷造り。
木曜、祭りで火曜から日程をずらした新居浜の配達に出かけ、帰りにフジグラン出荷、図書館。

午後は軒下で育苗の種播きあれこれ。
畑作業ができないので、とにかく苗をつくれるものはどんどん播いておく。



天然ハマチの中落ちが安かったので購入。
1パックぱんぱん詰めで250円+税、3つに分けて、1包み分は生姜を多めに入れて醤油煮に。
ごはんが進む。

残り2包みは冷凍室へ。
塩・胡椒でソテーもいいし、味噌汁も旨い。

ずっと書くのを忘れていたが、秋刀魚を食べていない。
「今年はやめておこう」と決めたのだ。毎年のように不漁が言われ、値段もなかなか下がらない。100円+税になっているのは1度しか見ていないし、140円くらいでもかなり安いほうだったのではないだろうか。最近のスーパーのチラシにはもうほとんど見かけないから終わったのかもしれない。

これだけ獲り過ぎだと言われると、やはり気が引ける。
食べないと三陸の漁師さんが困るというのもわかるけれど、消費者が求めるから獲り過ぎるという面はあるだろう。日本が獲らなければ外国の船に獲られるだけなのかもしれないが、それを言ったらなかなか。
あるものを食べよう。あるのだから。

<最近の野菜セットの例>
じゃが芋・さつま芋のいずれかまたは両方、まだ小さい人参(葉ありまたは葉なし)、果菜は長茄子・島オクラ・三尺ささげ・胡瓜から1~2品、枝豆は白の枝つきと黒豆または茶豆の莢どりの両方、葉ものはツルムラサキが一部のセットに。
コメント
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