2018冊目はこの本。
久保亨・瀬畑源『国家と秘密 隠される公文書』(集英社新書、2014年)
特定秘密保護法施行を前にして書かれたこの本。
他国と比較して日本政府の情報公開に対する基本姿勢がかなり遅れていること、そもそも公文書を体系的に整理・保存し、いつでも閲覧できるようにしようという発想に乏しいこと等、いろんな問題点が指摘されています。
「適切な情報開示と公文書管理がともなわない状況は、行政の責任を問えない、行政は責任を問われないということであり、国民の利益に反する結果を招くことになるのです。」(同書17ページ)
国家と秘密 隠される公文書 (集英社新書)
久保亨・瀬畑源『国家と秘密 隠される公文書』(集英社新書、2014年)
特定秘密保護法施行を前にして書かれたこの本。
他国と比較して日本政府の情報公開に対する基本姿勢がかなり遅れていること、そもそも公文書を体系的に整理・保存し、いつでも閲覧できるようにしようという発想に乏しいこと等、いろんな問題点が指摘されています。
「適切な情報開示と公文書管理がともなわない状況は、行政の責任を問えない、行政は責任を問われないということであり、国民の利益に反する結果を招くことになるのです。」(同書17ページ)
国家と秘密 隠される公文書 (集英社新書)